現代は働き方が多様化し、1つの会社に属する会社員であることが当たり前だった時代から、自ら事業を展開したり複数の会社で仕事をすることが当たり前の時代へとなってきました。
そんな中、法改正も後押しして起業することへのハードルがかなり下がっているため、今まさに起業ブームが到来しています。
起業するにあたり、これまで起業してベンチャー企業となった起業の歴史を知ることも大切になってきます。
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起業ブーム到来!?ベンチャー企業の変遷とは
今となっては起業は珍しくなく、ベンチャー企業で勤務する方も身近に増えているのではないでしょうか?
ただ、起業するにあたって現在またはかつてのベンチャー企業がどのような歴史を経ているのか気になりますよね。
そこで、ここからはベンチャー企業の変遷について詳しく解説していきます。
■第一次起業ブーム
日本において初めて起業ブームが到来したのは、実は1970年代に遡ります。
高度経済成長期の終盤あたりの頃ですが、キーエンスや日本電産などのハイテク技術を武器とする企業や、ぴあやコナミなどのこれまで少なかった娯楽産業が誕生しています。
その背景にあるのは、ベンチャーキャピタル(VC)の増加です。
大手企業の子会社として、VCが多く誕生した時期でもありました。
だからこそ、資金調達がしやすく起業ブームへと繋がりました。
この頃に「脱サラ」の言葉が生まれたほど、会社員から独立する方が顕著になりましたが、1973年のオイルショックとともにブームは終焉しました。
■第二次起業ブーム
オイルショックを皮切りに経済成長が落ち込んだ日本ですが、第二次起業ブームは1980年代に到来しました。
この時代は、製造業などの第二次産業から流通業やサービス業などの第三次産業へと産業構造が大きく変わったタイミングです。
さらに、シリコンバレーでベンチャーブームが到来していたことも追い風となり、起業ブームが沸き起こりました。
この頃は、ソフトバンクやカプコンなどのサービス業が多く誕生しましたが、1985年のプラザ合意に伴う円高不況とともにブームは終焉しました。
■第三次起業ブーム
プラザ合意のあと、バブル期の到来~崩壊を経て第三次起業ブームは、1995年頃に到来しました。
この頃は、バブル崩壊による経済の落ち込みを回復させようとベンチャー企業への支援策が様々講じられてきただけでなく、海外でAmazonやGoogleなどのIT企業が続々と誕生したことでITバブルが起こりました。
日本でもインターネットの普及が始まり、ライブドアやサイバーエージェント、DeNAなどのIT企業が多く誕生しました。
しかし、2000年代に入り、ネットバブルの崩壊や第三次起業ブームで誕生したベンチャー企業の不祥事などが相次いでブームは終焉しました。
■第四次起業ブーム
10年ほど続いた第三次起業ブームを経て、2013年頃から第四次起業ブームが始まりました。
この頃からコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が相次いで設立され、起業への後押しが強まりました。
加えて、IT技術の普及によるAI活用やIoTなどの新技術の誕生や、Airbnbやカーシェアなどのシェアリングサービスなどのこれまでになかったビジネスが「サステナビリティ」や「エシカル」などの現代の生き方とマッチしたことで、急速に台頭し、現在も第四次起業ブームは続いています。
まとめ
今回は、起業ブーム到来!?と題して、ベンチャー企業の変遷について詳しく解説していきました。いかがでしたでしょうか?
ベンチャー企業の変遷を知り、今となっては大企業も過去の起業ブームに設立されていることや、現在も続く第四次起業ブームが到来した背景など多くの学びがあったのではないでしょうか。
ブームの真っ只中な今こそ、起業するチャンスかもしれません!