近年、起業家の中で「社会起業家」と呼ばれる人々が増えている傾向にあります。
社会起業家とは社会問題への取り組みを事業として起業する人のことです。
社会貢献につながる事業を行っている起業家ということで本来は尊敬され好かれる存在のように思いますが、「社会起業家は胡散臭い」といったネガティブなイメージも持たれやすいよう。
一体なぜなのでしょうか?
受講生3,000人を突破!
知識ゼロでも働きながら3ヶ月で起業
できる「起業の学校」が遂に開校
- いつか独立・開業・起業したいが、何から始めていいか分からない
- 起業に必要な「経営スキル」を身に着けたい
- 今の会社で働きながら、月10-30万円でも収入を増やしたい
- 社内で新規事業責任者になるため、事業作りの力を身に付けたい
- 会社を辞めても生きていける、稼ぐ力を身につけたい
上記に当てはまる方は今すぐ受講をオススメします!
受講生3,000人を突破した実践型起業スクール
社会起業家とは
社会起業家は様々な社会問題への取り組みを事業とする起業家のことです。
社会起業家の事業内容として、経済産業省が以下のように3つの定義を掲げています。
- 社会問題を解決するものであること・・・現代社会が抱える様々な問題に対し何らかの方法で解決に導く事業を行うこと
- 利益を上げる事業であること・・・社会問題の解決を事業として掲げ、利益を上げて自社の資金で活動を続けていくこと
- 新しいビジネスモデルであること・・・これまでにはない革新的な方法で社会問題への解決に切り込み、新たな社会の改革を行う事業であること
社会起業家は「ソーシャルアントレプレナー」と呼ばれることもあり、社会起業家の事業は「ソーシャルビジネス」とも呼ばれます。
近年、若者を中心に社会貢献志向が高まりを見せており、これは右肩上がりの時代が長らく訪れていないこと、経済がすでに成熟しきってしまっていることが根底にあると言われています。
便利で満たされた社会しか知らない現代の若者にとっては、新しい商品やサービスを生み出すことよりも社会貢献できる事業で起業したいと思うのは当然かもしれませんね。
社会起業家が胡散臭いと言われる理由
一見ネガティブなイメージのかけらも持たれなさそうな社会起業家ですが、一体なぜ胡散臭いと言われてしまうのでしょう。
理由を調査してみました。
理由1:起業家気取りが多いから
社会起業家を志す方の中には先述したように若者も増えてきています。
学生や社会人なりたての若者が社会貢献のために社会起業家を目指すことは大変喜ばしく、称賛に値する行動のように思えますが、社会起業家といいつつも起業家を気取りたいだけの学生や若者が蔓延っているのも現実のよう。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSで見かける「自称社会起業家」の思想や行動が、本来の社会起業家の姿とは似て非なるものであったりすることも多く、社会起業家は胡散臭いというネガティブイメージに繋がってしまっているのではないでしょうか。
理由2:社会のためにといいつつ利益重視の人が多いから
次に挙げられるのが、社会のためのビジネスと言いつつも自身の利益を追求して働いている人が何気に多いからという理由でしょう。
「実際に社会のためになっているか不明」という辛辣な意見もあり、社会起業家が自己満足のビジネスになってしまっている可能性も否めません。
まとめ
今回は、社会起業家が胡散臭いと言われる理由をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。社会起業家は本来称賛されるべき素晴らしいビジネスをしている人も多いですが、中には起業家気取りで本質が伴っていない人や自身の利益のためのビジネスになってしまってる人などもいて、胡散臭いといったネガティブなイメージも払拭できないようです。