会社の誕生日でもある設立日。
「設立日なんていつでも同じ」と思っていませんか?
実は設立日を変えるだけで、数十万円もの節税をすることだって出来ちゃうんです!
設立日を決められるのは一度限りですし、ずっと付き合っていく大事な日です。
適当に選ぶのはもったいないですよ!
ぜひこの機会に「お得な会社の設立日」についての理解を深めていってくださいね。
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起業するなら会社の設立日はいつがいい?起業にお得な月を紹介
決算日をいつに設定するかにもよりますが、起業にお得な月は6月〜10月です。
その理由は順を追って説明していきますが、設立日を決めるポイントは「節税に効果がある日を選ぶ」ことと「税理士の繁忙期を避ける」ことの二つにあります。
ポイント1:節税に効果がある日を選ぶ
一番メリットの大きい設立日の決め方は、節税に効果がある日に設定することです。
最大80万円もの税金を抑えることができます。
なぜそれだけの額を節税できるかというと、その理由は「免税事業者」という制度にあります。
免税事業者とは「資本金が1,000万円未満での会社設立」と「売上高が1,000万円以下」という二つの条件を満たせば、1期目と2期目の消費税が免除されるという制度のことです。
受けられる恩恵の大きさは設立日と決算日がいつかによって変わってきますが、たとえば決算日が3月31日なら、4月1日を設立日にすると免税事業者のメリットを最大限に活かすことができます。
ところが同じ決算日でも、9月1日を設立日にしてしまうと1期目の消費税の免除は9月1日から3月31日までの6ヶ月分にしか適用されません。
3月31日を超えると2期目に突入してしまいますから、1期目の6ヶ月分(約40万円)を損してしまう計算になります。
免税事業者が対象とする期間は、会社の設立日から2年間のみではありますが、出来ることなら最大限活用したいところですよね。
設立日も決算日も、自分で自由に決めることが出来るので、設立日と決算日をなるべく離して設定するのがおすすめです。
ポイント2:税理士の繁忙期を避けた日にする
繁忙期のタイミングは会計事務所の規模によって異なりますが、一般的に税理士の繁忙期は5月と11月、12月〜3月までの間と言われています。
そのためこれらのタイミングを避けた、6月〜10月までの期間が税理士が対応しやすい時期になります。
決算日から2ヶ月以内に申告を行う必要があり、その間で決算書類の準備を進めることになります。
6月以降であれば税理士の業務量も落ち着いていてスムーズな対応を受けやすいので、閑散期を狙って決算日を設定するのもおすすめです。
ただしご自身の事業の繁忙期と被っている場合、忙しいときに決算書類を作成するのも大変だと思うので、自社の繁忙期に合わせて設定した方が良い場合もあります。
そのため優先順位は低いかもしれませんが、もし可能であれば税理士の繁忙期を避けた時期に設立日、及び決算日を設定しておきましょう。
設立日を申請する際に気をつけたい2つのポイント
おすすめの設立日について解説いたしましたが、続けて会社の設立日を申請する上で気をつけたいことを2点お伝えします。
会社設立ができない日がある
土日祝日と12月29日〜1月3日までの年末年始は会社の設立日にすることができません。
その期間は法務局の窓口が開いていないので、登記申請が受理されないからです。
また法務局の開庁時間は8時30分〜17時15分なので、その間に申請を行う必要があることにも注意が必要です。
申請方法で設立日が変わってしまうこともある
申請方法は全部で3種類あるのですが、申請方法によっては仮に同日の同時刻に提出したとしても、設立日が変わってしまうことがあります。
会社設立の「登記申請をする方法」と「会社の設立日がいつになるか」を方法別にまとめてみましたので、以下の表でご確認ください。
申請方法 | 会社の設立日 |
窓口での申請 | 法務局に申請書を提出した日 |
郵送での申請 | 法務局に申請書が到着した日 |
オンラインでの申請 | 登記・供託オンライン申請システムでデータが受理された日 |
もし特定の日にちに設立日を設定したいのであれば、窓口かオンラインで申請した方が確実かもしれませんね。
営業時間ギリギリの申請だと、受理されるのが翌日になり、設立日がズレてしまう恐れがある点には注意しておきましょう。
まとめ
今回は起業するなら会社の設立日はいつがいいのか、起業にお得な月はいつなのかについてご紹介いたしました。
決算日は自分で自由に決めることができます。
設立日を「決算日に合わせて選ぶ」ことで最大80万円もの節税効果が狙えますし、
「税理士の繁忙期を避けた月」に決算日、及び設立日を設定すれば税理士から行き届いたサービスを受けやすくなります。
前述した2つのポイントを意識して設立日を設定し、お得に起業しましょう!