履歴書は普段あまり作成することのない書類なので、久しぶりに記入するとなると少し緊張してしまうものですよね。
履歴書に書く内容は迷うものですが、特に職歴欄や経歴欄などは人によって異なる部分なのでどう書いていいか悩むケースが多いと思います。
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自営業で起業していた場合の履歴書の書き方は?
自営業の方の履歴書の書き方といっても、基本的には市販されている履歴書や企業から指定されているフォーマットの履歴書に記入することに変わりはありません。
職歴欄の書き方以外は一般に書かれている記入例と同じです。
たとえば厚生労働省が提供している履歴書のテンプレートでは、作成日や氏名、現住所などの基本情報に加えて以下の情報を記入することが求められますよね。
- 学歴
- 職歴
- 資格
- 志望動機
- 特技や趣味
- 自己PR
これらの内容に関しては一般的な職業と自営業で大きな差はなく、職歴欄の書き方が少しばかり特殊なことぐらいしか差がありません。
履歴書に関する一般的なアドバイスとしては「消えるボールペンで書かない」ことや「間違えたら新しい用紙で書き直す」などでしょうか。
それでは、ここからは職歴欄の書き方を5パターンに分けて解説していきます。
書き方のパターン1:税務署に開業届を提出している場合
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2018年4月 (会社名)開業
<事業内容>
ホームページ制作
(受注実績)飲食店やブティック、学校などのホームページ作成 約300件
2023年5月 一身上の都合により廃業
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上記のように、個人事業主としての活動が始まった年月は「開業」とし、活動を辞めた時期を「廃業」で記載しましょう。
(会社名)の部分にはご自身の”屋号名”を記入します。
事業内容や受注実績に関してですが、履歴書の職歴欄ではあまり詳しく書かないのが基本ですので、簡潔に書くことが重要です。
もし実績等を強くアピールしたい場合は別途、職務経歴書を作成することをおすすめします。
書き方のパターン2:開業届を提出していない場合
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2018年4月 個人事業主として活動開始
<事業内容>
ホームページ制作
(受注実績)飲食店やブティック、学校などのホームページ作成 約300件
2023年5月 一身上の都合により活動停止
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屋号がない場合は”個人事業として開業”または”個人事業主として活動開始”、などと記載します。
廃業した年月の行には、一身上の都合により廃業または、一身上の都合により活動停止などと記載しましょう。
書き方のパターン3:家業の手伝いをしていた場合
家業の会社が法人の場合と、自営業の場合で記載方法が異なります。
⚫︎会社が法人の場合
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2018年4月 ◯◯株式会社 入社
営業職に従事
2023年3月 一身上の都合により退職
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家業のうち法人化されている会社の場合は一般的な会社員と同様に、入社・退職で記入します。
⚫︎自営業の場合
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2018年4月 家業である(会社名)に従事
営業を行う
2023年3月 一身上の都合により退職
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家業が法人化されていない場合は少し特殊で、始める時は「従事」辞める時は「退職」と記入します。
書き方のパターン4:フリーランスの場合
フリーランスの場合も、基本的には個人事業主の場合の書き方と同じです。
書き方のパターン1、または書き方のパターン2を参照してください。
書き方のパターン5:クラウドソーシングの場合
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2018年4月 個人事業主としてクラウドソーシングに登録
株式会社◯◯の案件を30件受注(仕事内容:ホームページ制作)
2023年3月 クラウドソーシングを退会
2023年3月 一身上の理由により活動停止
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クラウドソーシングサイトで案件を受注していた方は上記のように記入しましょう。
受注先から実績として公開することを承諾してもらえた場合は上記のように記入すれば良いですが、会社によっては非公開にして欲しいと依頼されることもあると思います。
その場合は、「某美容業界の会社ホームページ制作を30件受注」などと少し曖昧な表現で記載しましょう。
履歴書の自己PRを書く時に注意すること
企業側にわかりやすく書くこと、企業側が求めている情報を書くことが重要です。
人によってアピールポイントは異なりますが、自営業者の場合は、自身が経営者としてどのような事を大切にしてきたのか。
また、どのような業務をこなしてきたか、どのような形で役に立てるかなど、会社員の人では経験しないような業務を中心に記入するとアピールできるはずです。
たとえ事業が軌道に乗らなかったとしても、その過程で培った経験の中にも必ず次の仕事に活かせる何かが隠されているはずですので、自分の魅力に気づいてもらうためにも自己PR欄なども充実させましょう。
まとめ
今回は自営業で起業していた場合の履歴書の書き方についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
一口に自営業といってもさまざまな形態があり、いくらか記入のパターンが分かれます。
ぜひご自身の状況に沿った記入例を参考に、今回ご紹介した内容を履歴書作成に役立ててください。