起業への関心が高まりつつある昨今。
特にネットビジネスで起業し、パソコン一台で稼げるようになりたい！という理想をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ネットビジネスでの起業を成功させるためには、成功事例や失敗事例に触れ、どのようなビジネスが成功し、どのようなビジネスが失敗したのかを知ることが大事です。
他人であっても過去の失敗から学べることはたくさんあります。
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“2003年3月から2003年9月までの期間におけるソフト系IT企業の開業率は13.4％、廃業率は 13.7％で0.3％の微減。
2002年9月～2003年3月と比べ開業率は上昇したが廃業率もわずかに上昇しており、事業所数は2期続けて減少傾向に。”
上記は2003年「京都府におけるソフトウェア系IT産業失敗率(廃業率)」というデータに基づいた失敗率における記述です。
2003年当時のデータなのである程度年月は空いているものの、一つの参考文献としてみておくといいでしょう。
このデータを見る限り、ネットビジネス起業の失敗率はそこまで高くはありません。
しかし、成果が出る前に諦めてしまうなど継続を断念してしまう事例も多く、廃業に追い込まれる前のそういった撤退を数に含めれば失敗率はもっと高くなるでしょう。
ネットビジネスはパソコン一台で始められるので初心者でも気軽に・・・というイメージがありますが、実はとてもシビアな世界。
インターネットが普及してからもう何年も年月が経っていますし、思いつく限りのビジネスにはすでにたくさん競合がいます。
ブログ一つとっても溢れんばかりに存在しているため、収益化ができるほどの知名度の高いブログに大成させるまでには時間も労力も他サイトと差別化できるだけの強みも必要なのです。
ネットビジネスで起業の失敗事例
ではネットビジネスで起業し実際に失敗してしまった人の末路とはいったいどのようなものなのでしょうか。
具体的に失敗事例をみていきましょう。
失敗事例1：高額な情報商材や起業セミナーに引っかかる
高額な情報商材やセミナーに累計100万円以上の資金を投じて、それを事業でペイすることができず廃業したという失敗事例があります。
1冊あたり5〜10万円ほどの情報商材、1回あたり2万円のセミナーでも積み重なると大金になります。
そのような大きなお金を詐欺っぽい商材やセミナーに投資してしまったという失敗パターンですね。
ネットビジネスで起業したての頃は知識・ノウハウを得ようと本を読み漁ったりセミナーに参加したりするもの。
起業してからも知識をどんどん吸収しようとする姿勢はとても大切であり、成功への近道です。
しかし、同時にこの起業したての時期は高額商材や詐欺セミナーに引っかかりやすい危険な時期でもあるのです。
高額な情報商材に対しても、今後成功するための自己投資であると手を出し始めてしまうタイプの方は危ないです。
「値段が高いんだからきっと有益なノウハウが手に入るはず」「これだけ高額なセミナーなんだから役立つ情報が聞けるだろう」と思い込み、上手な情報商材販売や詐欺セミナーの手法にうまくのせられてしまいます。
本来他のことに投資できたはずの資金が高額な情報商材やセミナーへの参加費に溶けてしまうのは大変もったいないことです。
ネットビジネスと本来関係ないこのようなことが原因で起業に失敗してしまう人は案外多いので注意しておきましょう。
失敗事例2：なかなか軌道に乗らず生活資金が尽きる
事業をスタートさせてから7ヶ月。
生活がまともに送れるほどの稼ぎにはまだまだ到達しておらず、生活資金が尽きる。
また、ネットで転売をしていたが仕入れ資金が足りなくなり廃業、といったケースも
ネットビジネスに限ったことではありませんが、事業が軌道に乗るまでにはかなりの時間を要します。
起業して1〜2ヶ月ほどで芽が出るのは至って稀なことで、少なくとも半年〜1年以上は大した売上が立たない日々が続くことを覚悟しておいた方がいいです。
失敗事例としては事業が軌道に乗るまでの生活資金などの試算を怠っており、会社をやめて起業してしまったものの生活資金が尽きて事業に専念できず、起業を断念してしまうというケース。
ネットビジネスは副業として始めることもできるので、本業を続けたまま小さくはじめ、軌道に乗った頃に起業するのがオススメです。
失敗事例3：勉強不足
ブログのアクセスが伸び、アフィリエイト収入が安定していた。
しばらくこのまま行けると放置していたらGoogleのアルゴリズムが変わって一気にアクセスが0に・・・。
ネットビジネス、特にアフィリエイトビジネスはこういった失敗事例が後を絶ちません。
一度成功したからといって従来のやり方に固執し、勉強を怠ると時代の流れや変化に追いつけずすぐに失敗してしまいます。
時代は常に移り変わっていきます。
以前まで成功していた手法でも、時が経てば通用しなくなることも。
Googleのアルゴリズムなども時代の変化に合わせてどんどんと変わっていきますよね。
それと同じように私たちも変化していかなければ置き去りにされ、事業が立ち行かなくなってしまいます。
起業後も日々勉強する姿勢を保ちましょう。
時代の変化に追いつけるよう、いやむしろ先を行けるよう目指すべきですね。
まとめ
今回は、ネットビジネスで起業して失敗した人の末路とは？ネットビジネス起業の失敗事例をご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
ネットビジネス起業をお考えの方はぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
