事業を始める方法は起業だけだと思っていませんか?
実は事業を始める方法には起業する以外に、M&Aで「会社を買う」という方法もあるんです。
メリットやデメリットはそれぞれありますが、人によっては起業するよりも会社を買った方が良い場合もあるかもしれません。
受講生3,000人を突破!
知識ゼロでも働きながら3ヶ月で起業
できる「起業の学校」が遂に開校
- いつか独立・開業・起業したいが、何から始めていいか分からない
- 起業に必要な「経営スキル」を身に着けたい
- 今の会社で働きながら、月10-30万円でも収入を増やしたい
- 社内で新規事業責任者になるため、事業作りの力を身に付けたい
- 会社を辞めても生きていける、稼ぐ力を身につけたい
上記に当てはまる方は今すぐ受講をオススメします!
受講生3,000人を突破した実践型起業スクール
起業するよりも会社を買った方が良い?
まず先に結論から申し上げると、短期間で事業を始めたい人は会社を買った方が良いです。
起業した会社のうち、約9割の会社が10年以内に廃業すると言われています。
特に創業時は売上が上がらなかったり、生活費が圧迫したりで資金繰りに悩まされ、事業が軌道に乗る前にやむなく撤退する人が多いのです。
最近では後継者不足などによって、事業自体はうまくいっていても廃業せざるを得ないという会社も増えています。
そうした優良企業を買える可能性があるということもあり、起業するよりも既存の企業を買収するという手段が注目されはじめているのです。
起業するのと会社を買うならどっちがいい?それぞれのメリット・デメリット
しかしながら、いくら会社を買うことが魅力的と言えど、良い点もあれば悪い点もあります。
どちらが良い選択になるかは人によって違うので、それぞれのメリットとデメリットについて整理していきましょう。
起業するメリット・デメリット
起業するメリットには、「経営者の希望通りの会社を作れる」ことや「会社運営に必要なノウハウが学べる」ことなどが挙げられます。
会社を買い取る場合は既存の仕組みを引き継ぐしかありませんが、自分で会社を立ち上げれば、いつから始めるのか、どの場所に会社を建てるのか、どのような製品・サービスを提供するのかなど、何から何まで自分で決めることができます。
また事業を安定して運営していくためには、トラブルへの対応力が求められます。
特に創業時は想定していなかったトラブルや、事業の方向性が明確に定まっていない場合もあり、顧客と揉めることもあるでしょう。
そうした時に顧客の求めていることや、自分たちはどういう振る舞いをするべきかを試行錯誤することで問題解決する能力が向上し、事業を軌道に乗せてからも創業時に培ったノウハウを活かしやすいです。
続いて起業するデメリットです。
起業するデメリットには「必要な初期投資額が大きい」ことや「すぐに事業を始められるわけではない」ことなどがあります。
開業にかかるお金、設備投資、当面の生活費などはもちろんのこと、人を雇用すれば人件費、外部に業務を委託すれば外注費もかかります。
また従業員の採用や取引先の開拓などの業務から、申告に向けた資料作成・各種手続きなどの雑務までを事業と並行して行っていく必要があり、外注しない限りは何から何まで自分でやる必要があります。
会社に関するあらゆることが自由に決められるのはメリットでもあり、デメリットでもあるということですね。
会社を買うメリット・デメリット
一方で会社を買うメリットには、短期間で事業をはじめられることや、小さな会社ほど安く買い取れるなどのメリットがあります。
その中でもとりわけ大きなメリットは「会社の持っている仕組みを引き継げる」ことでしょう。
引き継げる主なものとしては、従業員などの人的資源、会社の設備や企業ブランドなどがあります。会社を買う場合でも取引先の開拓には苦労しますが、ひょっとすると大手企業との取引関係も残っているかもしれません。
これらの資産がある状態からスタートできるのは会社を買うことの最大のメリットと言えるでしょう。
しかし、もちろんデメリットもあります。
それは事業の方向転換が難しいことや、負債を引き継ぐ可能性があることです。
他にも従業員の承諾が得られなければ、雇用を引き継げない可能性があるという点にも注意する必要があります。
そのため企業買収の際には「デューディリジェンス」といって、買収前に徹底的に事前調査を行うことで、負債や隠れた債務まで引き継いでしまうリスクを回避します。
すぐに事業を始めたいなら会社を買うメリットは大きい
「会社を買う」ことにも「起業する」ことにも、それぞれメリットとデメリットがありますが、小規模な会社を買えば起業するよりも安く済む場合もありますし、やはり会社の設備や仕組みをそのまま引き継げるのは非常に大きなメリットと言えます。
もしあなたがすぐにでも事業を始めたいのであれば、「会社を買う」という選択を真剣に検討されることをおすすめします。
まとめ
今回は「起業する」ことと「会社を買う」ことのメリット・デメリットを比較し、起業するよりも会社を買ったほうが良いのかどうか、またその理由はなぜかについて解説いたしました。いかがでしたでしょうか。
会社を買うことで各種手続きや顧客の開拓、人材確保などの会社づくりに必要なプロセスを大幅に省略できます。
すぐにでも事業を始めたい方にはメリットの多い手段なので、起業のみならず会社を買うことも検討してみてくださいね。