日本では、1年後にはおよそ4分の1の企業が廃業、倒産しているという現実をご存じでしょうか?
さらに、5年後には半分以上の企業が倒産していて、10年を超えるとほとんどの企業が残っていません。
まさに厳しい現実が数字から見てとれることと思います。
つまり、起業すること自体は簡単なことでも、ビジネスを継続していくことは本当に難しいのです。
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失敗する人に共通する「あるある」とは?
振り返ってみると、運などもあるかもしれないですが、失敗するべくして失敗してしまったという後悔の残る反省点をたくさん耳にします。
本記事では、意識をしておかないと誰もが陥りがちな、失敗する人に共通する「あるある」と思わずうなずいてしまうような失敗談をご紹介していきます。
起業した人たちの失敗談その1:市場観の理解不足
こちらは、起業をするきっかけが、ビジネスで成功した起業家への憧れや流行、はたまた自分の『好き』の延長だった場合などに陥りがちな失敗例です。
つい勢い余って「自分でもできるのではないか」「これなら儲かるのではないか」という錯覚を抱いてしまうことがあります。
もちろん過去に成功者がいた事実があってもタイミングは異なりますし、競合の数なども異なってきます。
すなわち、市場観が異なる中模倣だけで起業しようとしたり、好きな気持ちだけが先行しその事業の市場規模も知らずに起業しようとしたりするのは失敗につながりやすくなるため、おすすめしません。
起業した人たちの失敗談その2:固定費の膨張
次に、立ちあげたビジネスで収益を上げることができれば、もっと収益をあげたいと考え、社員を増やしたり建物を大きくしたりと検討されるタイミングが訪れることでしょう。
そんな時に陥りがちな失敗例です。
言うまでもなく、ここで欲を出し過ぎてしまうと、失敗につながりやすくなります。
言ってしまえば毎月・毎年の固定費というものは売り上げがなくてもかかるもの。
固定費が多いと売り上げが少ない時に利益を圧迫するというリスクの検討をせずに、事業を拡大するつもりで固定費を増やしてしまうと失敗してしまいます。
十分にご注意くださいね。
起業した人たちの失敗談その3:全責任を負うという覚悟の欠如
会社員時代は問題があってもチームとしてあるいは会社全体で問題に取り組み、解決へと導いたものでしょう。
しかし、経営者がそういった問題解決を経験してきていない場合、だまされたり裏切られたりなど予想をしていなかったトラブルが発生した際、自身で責任を負う覚悟ができずに原因や責任を他に求め、社内での信用も失ってしまうことがあります。
確かに会社員時代は、大きな責任を負う必要がなかったかもしれませんが、言わばそれは大きな職務権限を与えられないことで得た特権です。
一方で経営者は全ての職務権限を与えられる代わりに、自らの会社に関する全責任を負わなければなりません。
第一、そんな責任を負えないような経営者とまともな取引先や金融機関が付き合いたいと思ってもらえないですからね。
起業する人間には、全ての失敗の原因を自分に求める覚悟、それから謙虚な気持ちで成功の栄誉を他者に譲るくらいの度量の広さを求められるものだと思っているくらいが丁度いいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「あるある」とうなずく起業家の失敗事例から、知識不足や安易な気持ちで起業することがどれほど危険であるかがご理解いただけたことと思います。まずは、起業を成功させるためには市場観や固定費などのあらゆる事柄に対する入念な検討が必要です。その上で、経営者としての揺るがない覚悟を持って起業へ踏み出しましょう。上記のような失敗を招かないよう、しっかりと準備をして臨んでくださいね。