近年、インターネットの普及やSNSの盛り上がり、政府のバックアップなど様々な要因を受けて起業を志す方が急増しています。
起業をしたいと考えたとき、誰もが少なからずよぎるのは「失敗したらどうしよう」という不安ではないでしょうか。
起業して失敗する人、成功する人の特徴は果たしてどこにあるのか。
また、起業に失敗してしまう人には共通点が存在するのでしょうか？
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それではさっそく起業で失敗する人の共通点を具体的に見ていきましょう。
起業で失敗する人の共通点1：他人や環境のせいにする
「他人や環境のせいにする」というのは起業で失敗する人に限らず仕事ができない人の特徴でもあります。
ミスであったり何か物事がうまく運ばなかった時に自分の過失や至らなかった点を省みず、他人や環境のせいにする人はまず起業で成功できません。
失敗や損失から学び、次に活かす姿勢がなければ山あり谷ありな起業人生は生き延びることができませんし、何より他人や環境のせいにするような人間に人はついてはきません。
例え自分のミスではなかったとしても自分に何かできることはなかったかと反省し、今後同じようなことが起きないためにどうしたらいいか前向きに転換できる人が起業においても成功し、周囲の人間を惹きつけます。
起業で失敗する人の共通点2：向上心がない
起業するということは会社の後ろ盾もなく、今後何年も何十年も自分の力でこのビジネス社会を生き残っていかなければいけません。
ある程度ビジネスが軌道に乗ってくるとこのままのペースで稼げればいいと現状維持に甘んじる人がいますが、そのように向上心がない人もまた起業の世界では失敗します。
時代は日々移り変わっていき、消費者の行動や心理、求められる物・サービスはどんどんと変化していきます。
その変化に柔軟に対応し、もっと売り上げを上げたい、従業員を増やしたい、より良い商品・サービスを提供したいと貪欲な向上心を持っている人が起業で成功を収めるのです。
起業で失敗する人の共通点3：継続力がない
起業において継続力がないことはとても致命的です。
起業したての半年〜1年間は顧客が少なく売上が安定的に立たないで貯金を食い潰していくというような赤字の生活をしていくリスクも覚悟しておかなければなりません。
結果がでない、芽が出ない中、継続的に努力し、改善を続けていかねばならないため、継続力がない人は先行きに不安を感じたり何か言い訳を見つけてすぐに辞めてしまいます。
それ相応の努力をし、しっかりと市場の動向を分析しながら継続していけばビジネスチャンスは見つかりますし、間違った方向に進んでいる場合も軌道修正することができます。
起業を志すのであればある程度の期間忍耐し、継続力を持って挑む必要があります。
起業で失敗する人と成功する人との違い
起業で成功する人は先に挙げた失敗する人といわば正反対の特徴を持ちます。
起業で成功する人は他人や環境のせいにせず、自分をいつも省みています。
それでいて失敗を引きずらず、すぐに前向きに改善へと転換しています。
そして時代の変化・消費者のニーズの変化に柔軟に対応し、結果が出るまで努力を惜しみません。
また、結果だけでなく過程、つまりビジネス自体を心から楽しんでいる人が多いですね。
さらには事業を拡大するときや人を雇用する時、お金を借り入れる時など、リスクを恐れないという特徴もあります。
リスクを恐れないというのは後先を考えないという意味ではありません。
自分自身の事業計画に自信を持ち、根拠のある数字を信じ、進むときは怯まずに進める。そのような強さです。
起業で失敗する人と成功する人の違いは精神的な部分が大きいでしょう。
頭が良いとか学歴がある、親が経営者だなどというのはビジネスにおいてはほんのオプションに過ぎません。
自分自身の精神力、意識一つで失敗する人と成功する人は分け隔てられているのです。
まとめ
今回は起業で失敗する人の共通点を3つピックアップしてご紹介し、成功する人との違いを詳しく解説いたしました。いかがでしたでしょうか。
ご自身がどちら側の人間に属するか当てはめてみた方も多いかもしれません。
今現在自分が失敗する人の共通点に当てはまったとしても、今後意識を変えていけば行動が変わっていき、やがて結果も変わっていきます。
成功する人の特徴・考え方をぜひ今からでも真似てみてはいかがでしょうか。
