起業は会社勤めに比べ自由ややりがいといった魅力的なポイントがありますが、リスクも大きいです。
人生を悲惨なものにしかねないリスクが存在する中、近年の日本では起業に関心のある人が増加しています。
この記事を読んでくださっている人の中にも起業したいと考えている方が多くいらっしゃると思いますが、「起業に失敗したらどうなってしまうのか」という部分に不安を感じている方も少なくないでしょう。
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脱サラしようと起業して失敗した人の悲惨な末路1:起業に失敗して離婚
脱サラしようと30代前半に起業したものの、3年で事業に失敗し、借金を抱えることになったAさん。
起業を決断するよりも少し前の時期に同じ会社の後輩と結婚しており、奥さんの理解も得て起業したものの、起業に失敗し借金が残ったことを理由に離婚してしまいました。
子供がいないうちに起業しておこうと結婚2年目で起業をしましたが、子供がいなかったことが裏目に出て離婚しやすくなってしまったようです。
再就職しましたが新卒入社した会社よりも安い月給で有給や福利厚生もあまり良くないんだとか。
仕事だけでなく過程をも失うことになってしまった結末に対し、「会社員時代に副業で事業を始めるなど、徐々に始めればよかった。起業初心者なのにいきなり会社を辞めてお金を借りて始めたのは失敗だったと思う」と語っています。
脱サラしようと起業して失敗した人の悲惨な末路2:借金返済のための人生に
次にご紹介するのは30代後半で起業したBさんのケース。
Bさんはかねてより夢だった飲食店を経営しようと金融機関から融資を受けて自分の店を出しました。
最初の頃はSNSやキュレーションサイトなどでも取り上げられお客さんの入りも好調でしたが、新型コロナウイルスの影響で2020年の春にわずか2年目にしてお店をたたむことに。
家賃や人件費なども大きい飲食店経営でしたから、金銭的スタミナが持たずお店を存続させるのが難しかったそうです。
「個人で始めるとチェーン店など大手飲食店に比べ食材やその他かかる経費をどうしても低く抑えられない。こうした予想外のことが起きると翌月の経営もままならなくなってしまうということを実感した。お店を開業してはじめて潰れると感じ、なす術なくその通りになってしまった」と語ります。
現在失業中。
結婚はしていませんが一人でこの先数十年食べていくための職業に出会えるか不安を感じているそうです。
脱サラしようと起業して失敗した人の悲惨な末路3:自己破産して職も家庭も失う
20代後半で脱サラを決意し、それまで会社員として勤めていた頃のノウハウを活かし人材派遣業を開業したCさんのケース。
人材派遣業は派遣社員の方々の給料を保証するため資本金が2000万円以上など会社を立ち上げる条件が大変厳格に定められています。
10代の頃から携わってきた人材派遣業でなら成功できるはずと自信を持って起業し法人設立したものの、やはり現実は難しかったとのこと。
会社の看板がないとなかなか契約してくれる企業も少なく、知名度も低いため求人媒体などに出しても優秀な人材や長く継続してくれるような人材がなかなか見つかりません。
資本金を銀行に借りていたため、事業をたたむ際に自己破産を決意。
事業に失敗するだけであれば見限らなかったかもしれない妻も自己破産という辛辣な事態に離婚を決断。
脱サラして起業で成功する未来を夢見ていたCさん。
「結果的に会社を失い、同業で起業したため元の業界からも煙たがられて再就職も難しく、家庭も失ってしまいました。その業界に精通していて自信があっても結果がどうなるかは誰にもわからないし想像以上に起業は難しかった」と語ります。
まとめ
今回は起業に失敗して離婚するなど脱サラに挑戦したものの失敗してしまったという人の体験談をもとに、起業に失敗した後の末路についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
最近ではインターネットやSNSを通じて盛んに情報収集が行えるようになりましたし、政府が起業家支援に力を入れ始めたという背景もあり起業を志す人が多くいらっしゃいます。
もちろん起業家として成功を夢見て脱サラすることは立派なことです。
しかしなかなか知る機会がない「起業して失敗した後の人生」にもスポットを当て、そうした大きなリスクも理解した上で起業を決意するようにしたいですね。