人材輩出企業と聞くとマッキンゼーやゴールドマンサックスなどの外資系企業を思い浮かべる方も多いと思います。
日本国内でも多くの外資系企業(特にコンサル系)出身者が活躍していますからね。
一方で、日本企業に関しては年功序列・保守的といったイメージ通り、たくさんの起業家を育て上げるような風土を持つ大企業はそれほど多くないのが現状です。
「起業したい!」という方にとっては、起業家精神を育んでくれるような会社で働く方がモチベーションも上がりますよね。
チャレンジに寛容な日本企業には、一体どんな会社があるのでしょうか?
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3位:楽天株式会社
言わずと知れた日本の大手通販サイトを運営する楽天株式会社は、数多くの起業家を輩出しています。
創業者の三木谷社長自身、「起業はビジネスにおける究極の贅沢だ」としており、創業から20年以上たった今でも起業家精神(アントレプレナーシップ)の醸成や活性化に力を入れています。
企業内で一からビジネスを立ち上げる風土は今でも大切にされていますし、そのような信念を掲げているからこそ、社員の起業に対する熱意も自然と高くなるのでしょうね。
楽天の事業内容
国内でもトップシェアを誇るeコマース事業「楽天市場」はもちろんのこと、その他にも非常に幅広い事業を手掛けています。
提供しているサービスとしては以下のようなサービスが挙げられます。
- RakutenTravel(旅行事業)
- RakutenMobile(情報通信事業)
- Rakuten銀行(金融事業)
- RakutenEnergy(エネルギー事業)
- RakutenTV(メディア事業)
正直、例を挙げ出したらキリがありませんが、主力事業である楽天市場以外にもたくさんの事業を展開していることがわかります。
日本国内のみならずグローバル展開もしていて、ダイバーシティに富んだ職場環境なので、イノベーションも起きやすいのかもしれません。
楽天出身の代表的な起業家
楽天からは多数の日本を代表する起業家が輩出されています。
その中から代表的な方を3名、提供しているサービス名とともにご紹介します。
- GREE 田中良和
- ビズリーチ 南壮一郎
- メルカリ 山田進太郎(インターンとして楽天オークション立ち上げに関与)
他にも数多くの起業家やビジネスで活躍されている方が楽天から輩出されています。
2位:株式会社サイバーエージェント
第2位はアメブロやAbemaTVなどで有名な株式会社サイバーエージェントです。
代表取締役は藤田晋。
同氏は世界経済フォーラム主催のヤング・グローバル・リーダーに選出された経験もお持ちで、その実力は世界にも認められています。
人事制度では「挑戦と安心をセット」を掲げ、社員が安心して持続的な挑戦を続けられるよう支援する環境づくりにも力を入れています。
ビジョンにも「若手の台頭を喜ぶ組織」や「年功序列は禁止」という言葉が含まれていて、会社全体で次世代を担う若手を本気で育成しようとしている姿勢が見て取れますね。
サイバーエージェントの事業内容
サイバーエージェントではメディア、インターネット広告、ゲーム、スタートアップの4つの事業を展開しています。
具体的には以下のようなサービスを提供しています。
- AbemaTV
- AWA
- 新R25
- タップル
- ドットマネー
驚くべきことに、これらのサービスはすべて社内ベンチャー制度によって誕生しました。
成長産業であるインターネット事業を主軸に取り組みつつ、関連する事業にも積極的に挑戦していくことを経営方針として掲げており、新規事業立ち上げにも果敢に挑戦しています。
サイバーエージェント出身の代表的な起業家
サイバーエージェント出身の代表的な起業家は以下の3名です。
- 株式会社VOYAGE GROUP 宇佐美進典
- ユナイテッド株式会社 早川与規
- 株式会社マクアケ 中山亮太郎
もちろん上記の3名以外にもたくさんの起業家を輩出しています。
それに関しては社内ベンチャー制度の存在が大きいかもしれません。
1位:リクルート
堂々の一位はリクルート。
起業家を数多く輩出する企業と聞いたら、真っ先にリクルートを想起する方も多いのではないでしょうか。
事実、紹介しきれないほどたくさんの起業家がリクルートから誕生しています。
ではさっそく内容を見ていきましょう!
リクルートの事業内容
リクルートというと、あなたはどんなサービスを思い浮かべるでしょうか?
就活を経験した人であれば「リクナビ」にお世話になった人も多いでしょうし、パートやアルバイトを探す際には「TOWNWORK」や「indeed」を一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
これらのサービスから、リクルート=人材派遣のイメージが強いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
みなさんが普段使っているサービスの中にも、リクルートが開発したサービスがたくさんあります。
たとえば以下のようなサービスです。
- suumo
- ゼクシィ
- じゃらん
- HOTPEPPERグルメ
- HOTPEPPERBeauty
- スタディサプリ
- カーセンサー
このように、人材派遣以外にも様々な分野を手掛けているのですが、そこにはある共通点があります。
そして、その共通点こそが、リクルートがこれだけ多くの人々から求められるサービスを提供できている秘密なのかもしれません。
その共通点とは、創業から60年の間ずっと大切にしてきた次のような信念です。
世にあふれる「情報」を、圧倒的な速さと便利さで、必要とする人々のもとへ届け、社会の「不」(不満・不便・不安)を解消し、誰もが自分自身に最適な選択肢と出会える機会を提供することです。
また、この「不」を探し出し、自ら解決しようとする人々の意志と情熱に賭け、一人ひとりの可能性を育むことで世界を変える力を生み出すことが、私たちの価値創造の源泉となっています。
(参照元)
この信念を知ったあとで誕生したサービスをもう一度見てみると、どのサービスも「必要な情報を、必要な人のもとに届ける」という点で共通していることがわかると思います。
リクルートが社会にこれだけ大きなインパクトを残し、たくさんの起業家を輩出しているのも、こうした信念をはじめとする企業独自の素晴らしい文化の中で育ったからなのかもしれません。
リクルート出身の代表的な起業家
リクルート出身の代表的な方を3名、サービス名(又は会社名)とともにご紹介します。
- U-NEXT 堤天心
- パーソルホールディングス 水田正道
- ジモティー 加藤貴博
ちなみにサイバーエージェントの藤田晋さんはパーソルホールディングスの出身です。
パーソルホールディングスの水田正道さんはリクルートの出身ですから、日本を代表する企業の多くはリクルートによって育てられたと言っても過言ではないのかもしれません。
まとめ
今回は日本で起業家を数多く輩出している企業をランキング形式で3社ご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
紹介した企業はどれも、日本人であれば誰もが知っているような有名企業ばかりでした。これらの企業はグローバルな人材も積極的に採用しており、多様性溢れる職場環境があります。また、新しいことへの挑戦にも寛容であり、それを後押しする企業風土がある点でも共通しています。起業家が多く輩出される背景には、そうした素晴らしい社内環境の存在があるのかもしれませんね。