既に事業が軌道に乗っているような企業ならば、コンテンツマーケティングなどの中長期的な効果を重視したマーケティングに取り組む意義が大きいかもしれませんが、その成功率は35%程度とも言われています。
成功した時のリターンこそ大きいものの、起業しても間もない企業にとって、あまり有効なマーケティング手法とは言えないかもしれません。
起業してすぐにでも効果が出せて、かつ必要な費用も抑えられるような画期的な方法はないのでしょうか?
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起業時すぐに成果が出る「バズマーケティング」
起業時すぐに成果が出せるという基準で選ぶのであれば、バズマーケティングに取り組むのが良いでしょう。
バズマーケティングとは、拡散力の高いSNSを活用したマーケティングのことで、キャンペーンを実施したり、シェアしたいと思えるような内容を発信するなどして、戦略的に口コミの発生を狙います。
アイデア次第で低予算かつ消費者に広く認知してもらうという目的を同時に達成することが可能ですし、広告を打つよりも効果的にマーケティングができる可能性があるのが特長のマーケティング手法です。
バズマーケティングの事例3つ
今回はSNSや口コミを利用して成功した事例2つと、インフルエンサーを起用することでバズマーケティングを成功させた事例を1つご紹介します。
森永製菓「ベイクが売れない理由」
森永製菓では、ベイクというチョコレートが「売れない理由」を100円で買い取るというユニークな投稿をTwitterで行いました。
開始翌日には4万リツイートが集まり、フォロワー数も大幅に増加しました。
口コミは、一般的にポジティブな内容を集める方がブランドイメージは上がりますが、森永製菓はあえてネガティブな口コミを集めたのです。
それにより、消費者からは、企業努力を賞賛する声や、「今まで買ったことがなかったけど、買ってみたくなった」などの好意的な反応が得られました。
口コミから製品改善のヒントを得ることができただけでなく、良い広告宣伝にもなった、まさにバズマーケティングのお手本とも言える事例です。
ソフトバンク「SUPERFRIDAY」
ソフトバンクもバズマーケティングを上手に活用している会社の一つです。
「毎週一生分の何かが当たる」キャンペーンや、金曜限定で商品が無料になったり、非常にお得に利用できるクーポンが発行される「SUPERFRIDAY」などは大きな反響がありました。
これらの成功事例で注目すべきは、キャンペーンの連携先の企業にも大きなメリットをもたらした、win-winな取り組みだったことでしょう。
ソフトバンクユーザーになるとお得なことがたくさんある!というプラスなイメージを消費者に浸透させつつも、連携先企業の集客にも貢献しています。
他社を巻き込むことでキャンペーン実施に掛かる費用を抑えつつも、多くの人を動かすことに成功した素晴らしい事例と言えるのではないでしょうか。
井田ラボラトリーズ「CANMAKE TOKYO×美容系インフルエンサー」
人気プチプラコスメブランド「CANMAKE TOKYO」は、積極的にインフルエンサーを起用することで製品のマーケティングや自社ブランドの向上に成功しました。
InstagramやYouTubeなどのSNSで絶大な影響力を持つ美容系インフルエンサーとのコラボ企画をたびたび実施しています。
主に新作商品の発売と同時に、インフルエンサーによる商品のPR投稿やPR動画が配信されることが多いのですが、ここが成功のポイントになっていると思われます。
プチプラとはいえ、新しいコスメを買う時は少し躊躇してしまうものですが、購入しようか迷っている時に自分が尊敬している人から「それ良かったよ!」と言われればどうでしょうか?
恐らく「じゃあ買ってみよう」となるはずですよね。
CANMAKE TOKYOの取り組みも参考に出来る部分はたくさんありそうです。
バズマーケティングに取り組む際の注意点
バズマーケティングに取り組む際に注意しておきたいのは以下の2つです。
- ステルスマーケティングを避ける
- 炎上商法を避ける
それぞれ解説していきます。
ステルスマーケティングを避ける
インフルエンサーなどの有名人に広告してもらう際、日常感を出すために自然体を装って広告してもらうことをステルスマーケティングといいます。
他人から物や価値観を押し付けられると不快感を感じる人は多いと思いますが、そうした「売り込まれている感」がない分、購買に繋がりやすく顧客満足度も高くなりやすいです。
しかし、問題はステルスマーケティングであることが判明してしまった時です。
本心ではないことを知ったユーザーがブランドに対して不信感を抱くだけでなく、商品を紹介したインフルエンサーの好感度も下がってしまうからです。
一度失った信頼を取り戻すのは至難の業ですから、ステルスマーケティングは避けるべきでしょう。
炎上商法を避ける
炎上商法とは、故意にSNSなどで過激な発言をして炎上させることで社会の注目を集め、短期間でブランドの認知率を向上させることを狙ったマーケティング手法です。
注目を集めた後に弁解することで、短期間で大きな成果を上げつつ、炎上による否定的なイメージを払拭することを狙います。
しかし、失敗したときのリスクも限りなく大きいため、まさに諸刃の剣。
炎上商法のように、社会的信用を損なうようなマーケティング手法は避けるべきでしょう。
まとめ
今回は「起業時すぐに成果が出るマーケティング手法」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
バスマーケティングのような手法を用いれば、アイデア次第でお金をあまり掛けずに大きな成果を生み出すことも出来ます。
拡散力の高いSNSを上手に活用して、認知度の急上昇を狙いましょう!