最近では起業家を対象にした「起業塾」が非常に多くなってきました。
起業塾では成功者の起業ノウハウの伝授や、スムーズな起業を手助けするために開催されています。
しかしながら、起業家たちを狙った詐欺まがいな起業塾も存在するのが実態です。
甘い誘い文句で勧誘し、高額な費用を要求するのが起業塾の特徴にもなってきました。
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起業塾に入る前に絶対読んで欲しい!起業塾に入る場合の注意点
起業家を詐欺師たちが狙っているのは事実です。
一時期すごく流行りましたが「好きなことだけやれば良い」「考え方を変えるだけで成功できる」「自由な時間を作る」「投資が大切」などが手法としてありました。
騙せる相手だとつけ込まれると入塾料やテキスト費、起業塾の運営費などを多額な請求をしてくる塾もあるようです。
最終的には成功しているところから成功事例を引っ張ってきてそれを参考に起業しましょうとあおって終わりなんだとか。
過去には大学生の起業家が、先輩に誘われて起業塾に入塾。
信用していた先輩だったので、言われるがままに入塾料を払ってしまいました。
半年ほどしたある日、大学にビジネスサークルを作らせられて、大学生を対象に入塾料として半年3万円以上の会費を集めさせられました。この学生の被害総額は150万円です。
この学生も起業塾で得た学びはほとんどないと証言しています。
最後は宗教化しており誰もが講師の言うことを信じ切っていたそうです。
また、事業者と消費者の間で不利な契約が結ばれた場合には消費者は「消費者基本法」によって保護されます。
しかし起業家の場合は自ら事業を起こして収入を得ようとする事業者扱いとなります。
もちろん個人事業主も事業者扱いです。
事業者間の取引では不利な契約でも「契約自由の原則」によって有効な契約となり得るため、不利な契約であっても有効に成立してしまうことがあります。
法律の抜け穴を利用したこうした詐欺は訴訟を起こしても取り戻すことが難しいと言われています。
もちろん裁判で勝訴している事例もありますので、万が一詐欺の被害に遭われた方は泣き寝入りすることなく前を向きましょう!
安心な起業塾は?
安心な起業塾として、商工会議所や地方自治体が合同で行う起業塾があります。
例えば東京都では東京商工会議所主催で「創業・起業セミナー」や「創業ゼミナール」、「創業塾」、創業者同士の交流の場の提供として「創業者交流会」を開催して、起業家をサポートしています。
愛知県では、公益財団法人あいち産業振興機構が「あいち創業道場」を開催したり、各市町村でも商工会議所主催で起業塾を開催しています。
他にも銀行系のシンクタンクやコンサルタント会社が主催する起業塾もあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は起業塾に入る前に絶対読んで欲しい起業塾に入る場合の注意点についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?起業塾そのものが詐欺とは言いません。
しかし夢見る脱サラ組、若手の起業家を狙って大金を荒稼ぎする詐欺が蔓延しているのは事実です。
せっかくの手持ち資金も詐欺にあってしまっては台無しです。
100万円あれば事業資金として使って、そこから得られるリアルな学びは何よりも価値があるものです。
起業するには実際に起業した方の話を聞くことが一番の近道というのは間違いないと思いますが、起業塾に申し込む場合には、主催者の実態や得られる効果、口コミなどをしっかりリサーチしてから起業塾に申し込むようにしましょう!