29歳以下の若年層の起業者数は増加傾向にあり、2022年時点で11.3万人と、2012年の7.6万人から1.5倍も伸びています。
その背景には、労働環境の改革、フレックス制や副業の解禁など、働き方の選択肢が増えていることが挙げられるでしょう。
今この記事を読んでいるあなたも、起業を志す人の一人だと思います。
「起業したい」と考えているけれど「まず何から始めたらいいのかわからない」「どうしたらいいのかわからない」という人も少なくないのでは。
そこで今回は、起業するにはどうすればいいのか、起業したい人はまず何から始めたらいいのかについて解説していきます。
この記事でわかること
- 起業するにはどうすればいいのか
- 起業の準備と会社設立の方法について
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起業するにはまずどうすればいい?知っておきたい起業の6ステップ
冒頭でご紹介したように、現代の若者の起業者数は増加傾向にあります。
終身雇用制度が崩壊し、個々のスキルを活かしてキャリアアップを目指す風潮が高まっているのに加え、副業が解禁されるなど働き方も多様化しており、起業も一つの選択肢として捉えられるようになりました。
また、インターネットやSNSの普及、クラウドサービス等の発展により、情報収集や資金調達も容易になっており、起業のハードルが下がっていることも追い風になっています。
ここからは「起業したいけど、まず何から始めたらいいのか」と悩んでいる方に向けて、知っておくべき起業の準備について解説します。
ステップ①起業の目的を明確にする
まず最初に取り組むべきことは起業の目的を明確にすることです。
人は目的が明確でないと力強く突き進むことができません。
特に起業は孤独な戦いとなる場面も多いため、はじめに芯となる目標をしっかりと立て、そこに向かって進んでいくというマインドが必要です。
自分自身の価値観を投影し、やりたいことを実現できる目標を立てましょう。
<目的を明確にする際のポイント>
- なぜ起業したいのか
- 起業後どのような生活がしたいか
- 社会にどのような価値を提供したいか
はじめに自分の動機や目的を明確にすることで将来直面するであろう困難にも立ち向かえるようになります。
ステップ②事業計画を立てる
目的が明確になったら、次は具体的な事業計画の立案に移ります。
どんな商品・サービスを扱うのか、誰に向けた商品・サービスにするのか、価格、販売経路など、詳細を詰めていきます。
自身のビジネスアイデアに需要があるのかどうかを確認するため、市場調査もこの段階で実施しましょう。
専門のリサーチ会社に依頼するのも手ですし、ウェブやSNSを通じてアンケートを実施する方法もあります。
また、現代は商品やサービスが飽和状態で、かつ質が高くて安いものも溢れています。
競争の激しい時代であるため、「自社だけが提供できる価値は何か」を突き詰め、差別化戦略も立てておきましょう。
ステップ③起業形態を決める
事業計画が立てれたら、次に起業の形態を決めます。
選択肢は、株式会社、合同会社、個人事業主の3つです。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、自分の目標や求めるライフスタイル、ビジネスの内容に応じて最適な形態を選びましょう。
ステップ④資金調達の計画を立てる
続いて資金調達の計画を立てましょう。
起業するためには少なからず資金が必要です。
法的には1円から起業することは可能ですが、ビジネスを進めていくのに必要な経費を考えるとある程度の資金が必要になることが分かります。
まずは必要な資金を算出してみましょう。
- 店舗、オフィス、機材などの初期費用
- 人件費、仕入れ費用、家賃などの運転資金
ビジネスによってかかる費用は変わってきます。
パソコン1台で起業する場合、パソコンやインターネット環境など最低限の費用しかかかりませんが、物を販売する場合は店舗や倉庫などが必要になる場合が多いです。
ビジネスの種類・形態によって具体的に算出しましょう。
概算ができたら次に資金調達の方法を検討します。
- 自己資金
- 融資(銀行融資、公的融資など)
- 投資(クラウドファンディング、ベンチャーキャピタルなど)
起業後、一定期間の生活費やある程度ビジネスを回していけるだけの貯金があるという方は返済義務のない自己資金を選択するのも手です。はじめての起業の場合実績がないため、審査の厳しい銀行から融資を受けるのは難しいケースがあります。
国や市の行っている公的融資を活用したり、クラウドファンディングでビジネスに共感・協力してくれる投資家を集めるのもオススメです。
ステップ⑤法的手続きを行う
会社設立の登記や税務署への開業届の提出、ビジネスに必要な許認可の取得など、必要な法的手続きを行います。
この段階まで来た方は以下の会社設立の手続きについてもぜひ参考にしてみてください。
ステップ⑥事業開始
オフィスや店舗の準備、人材の採用などビジネスを始めるのに必要な準備が整ったら、実際に事業を開始します。
起業はしたら成功、達成ではありません。むしろそこからスタートです。
その後も様々な試練や困難に突き当たることがあると思いますが、初心を忘れず、乗り越えていきましょう。
まとめ
今回は、起業するにはどうすればいいのか、起業したい人はまず何から始めたらいいのかについて解説いたしました。
起業は準備段階が最も重要と言っても過言ではありません。
事業を開始してからも新たに考えるべきことや改善点は続々と出てきますが、まずは起業前の準備の段階でしっかりと目標を定め、あらゆる可能性を考慮して事業計画を立てておくのが大切です。
起業にはリスクも伴いますが、十分な準備と明確なビジョンがあれば、大きな成功を収められる可能性があります。
自分の強みを活かし、充実した起業家生活を送れるように頑張りましょう!