中小企業庁によると、創業して1年後には約3割の企業が、5年後には約6割の企業が廃業に追い込まれると言われています。
廃業した企業の多くは資金調達に失敗しており、資金が必要な時に借りられなかったがために、廃業せざるを得なかったようです。
起業して1年で会社を廃業するケースも少なくありませんから、起業1年目の赤字を回避し、いかに資金調達できる状態を作り上げるかが、起業の成功と大きく関わっていると言えます。
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起業1年目の赤字を回避する方法
わ飲食店などの実店舗を使った事業では、多額の初期投資が必要になるため、どうしても起業したばかりの頃は赤字からのスタートになってしまいがちです。
起業1年目の赤字を回避するために出来ることには何があるのでしょうか。
起業する前に見込み客を獲得しておく
独立したての頃は社会的な信頼も皆無なので、基本的に相手にしてもらえません。
しかし、起業する前に見込み客を作っておけば、相手は自分を信頼して依頼を出してくれる可能性がありますし、それを実績としてアピールすることが出来るようになります。
結局のところ事業は人と人との信頼関係で成り立っているので、ゼロから始めるよりもイチから始めた方が良いのは当然です。
そうした点から、会社員時代の頃にいかに信頼関係を構築しておけるか、職場の人たちと上手くやれるかが起業後の成功にも影響しているとも言えます。
毎月の経費を見直し不要な費用を削る
いくら売上が大きくても、その分お金を使っていたら赤字になります。
利益が出せなければ会社として存続していくことは不可能です。
起業1年目は事業投資の機会が多く、資金にも余裕があるので「あれも必要」だし、「これも必要」とやっているうちに、気づけば必要のない投資をしている可能性があります。
最初は何が必要で、何が不必要かわからなかったとしても仕方ない部分はありますが、ある程度事業をやっていれば見えてくるものなので、定期的に経費の見直しをされることをオススメします。
起業1年目から黒字化するには?
赤字を回避して、黒字化を図るためにはどのような対策が取れるのでしょうか。
ここからは黒字化するために出来る2つの対策をお伝えします。
創業融資の利用を検討する
「借金をしろ」というわけではありませんが、金融機関は基本的に業績の悪い時にはお金を貸してくれません。
金融機関も業務の一環で貸し出しを行っているため、お金が返済される見込みがない場合は融資を行ってくれないのです。
ですから、一番お金を借りたい時に資金が調達できないという状況が発生し、そのまま資金繰りに失敗して廃業というパターンに陥ります。
創業時であれば融資のハードルも低く、低金利で借りられたりもするので、資金に不安がある人は創業融資の利用も検討してみてください。
生活費を1年分ほど確保してから起業する
自分の計画では半年から1年以内に黒字化できることを想定していても、思うように売上が立たず赤字のままということもあり得ます。
少ない売上から生活費を捻出していてはすぐに資金が底をついてしまいかねません。
起業する前に1年分ほどの生活費を確保しておくことで、想定しない出費がある時にも対応できます。
資金繰りに失敗すれば、ビジネスを廃業せざるを得なくなってしまいますから、資金にはある程度の余裕を持たせておきましょう。
まとめ
今回は「起業1年目の赤字を回避する方法」や「黒字化するためのポイント」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
起業して1年目は特にお金が必要にも関わらず、手持ちの資金が少ないという苦し時期になりやすいです。
資金調達に失敗して廃業するケースが多いので、創業融資の利用を検討したり、1年分の生活費を確保してから起業するなどして、資金には余裕を持たせておきましょう。