近年、起業がしやすい世の中へと変わりつつありますが、医療・看護分野でも起業する人が増加傾向にあります。
その背景として、高齢化やコロナウイルスの蔓延により、日々の看護師の仕事と向き合う中で「こんなサービスが世の中に必要だ」と課題解決をしたいと思う方が増えているためです。
看護師出身で起業した人は、「起業したい」という思いではなく、「世の中の課題解決をするために転職ではなく起業の選択肢をとることが課題解決への1番の近道」と考えた方がほとんどです。
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看護師の資格を活かして起業する方法は?
看護師の資格を活かして起業する方法について、オーソドックスな方法を2つご紹介していきます。
訪問看護ステーション運営
看護師出身で起業した人で1番多いのが、訪問看護ステーションでの起業です。
日々の看護師の仕事をしていく中で「患者さんと最後までしっかりと向き合いたい」や「地域に根ざした看護をしていきたい」と看護業界での課題を抱えた方が、自分の看護観を実現すべく、訪問看護ステーションとして起業しています。
介護やエステサロン、教育など他業界で起業
看護師の資格を活かせる業界は、医療業界だけではありません。
介護やエステサロン、教育など他業界で起業すると、「看護師資格保有者在勤」と国家資格である看護師がいることがアピールでき、利用者を安心させることができます。
「こんなサービスや施設があったらいいのに」と、世の中にないサービスを起業して自らの手で作る方も多くいらっしゃいます。
看護師出身で起業した人のキャリアを紹介
看護師の資格を活かして起業する方法は理解できても、実際に身近に看護師出身で起業した人がいないと現実味が湧きませんよね。
そこで、看護師出身で起業した人のキャリアを2つご紹介いたします。
CASE1:訪問看護ステーションを起業/50代女性
急性期病棟にて勤務していたものの、結婚を機に退職して専業主婦となりました。ある時、地域のお祭りへ足を運んだところ、急性期病棟で勤務していたときの患者さんのお母さんに偶然出会い、「地域の訪問看護師さんに支えられ、前向きに生活を送れている」と今まで目にしたことないようなとびっきりの笑顔で話していることが印象的で、地域看護の重要性を感じました。
地域の保健センターで看護師として復帰したのち、地域の医師会会長の支えもあって訪問看護ステーションを起業しました。
地域に根ざした看護を実現だけではなく、管理者として運営や新たな知識を学ぶために大学院などへ通い、日々邁進しています。
CASE2:子育て・教育支援として起業/30代女性
看護師として医療機関で働いたあと、初めての出産で、双子の男の子を授かりました。
しかし31週の早産で低体重児として出産しました。しばらくは入院となり、不安な思いを抱えながらの生活を過ごしました。退院後は慣れない育児にもかかわらず、2人の子どもを育てるのは目がまわるほどの忙しさでした。
身近に多胎児を抱えるママ友がおらず、悩みを共有することもできない日々を過ごしたが、たまたまインターネットで多胎児ママのコミュニティサークルを見つけて、入会しました。最初は相談する側だったものの、看護師ということもあり、相談される側へと変わり、看護師の資格や経験を活かせることに喜びを感じました。
多胎児ママを含む、子育てに悩むママたちを支援したいと思い、支援団体を起業しました。
今後は、学童保育の事業もスタートする予定で、より子育てママの支援に力を入れていく予定です。
まとめ
今回は、看護師の資格を活かして起業する方法は?をテーマに、看護師出身で起業した人のキャリアを紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?看護師の資格を活かせるのは、医療分野だけではありません。
ご自身が抱える世の中の課題が、あなたの武器である看護師資格を活かして解決できるかもしれませんよ!