科学技術・学術政策研究所が調査の「主要国における起業の状況」という資料によると、2019年における日本の開業率は4.2%。
英国や米国、ドイツ、フランスといった主要国が8%以上と倍以上の開業率を誇る中で、日本はかなり起業家が少ない結果となっているようです。
なぜ日本には起業家が少ないのでしょうか?
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日本に起業家が少ない理由を詳しく解説
日本に起業家が少ない理由には、さまざまな原因が考えられます。
たとえば以下のようなことが考えられるのではないでしょうか。
- 安定的な雇用を求める人が多い
- 起業したい人はいても、どうしていいかわからない
- 憧れの起業家が身近にいない
もちろん、幼少期の教育や学校の教育方針、文化的背景なども関係すると思われますが、今回は上記の3つに絞って解説していきます。
安定的な雇用を求める人が多い
出る杭は打たれるという言葉もありますが、日本人は同調圧力が強いとされます。
人と違う行動やリスクの大きい行動のように、輪から外れようとする者には厳しい目が向けられ、強い反発を受けるのです。
それを見ていた周りの人間が「自分もああなるのではないか」と、徐々に挑戦的な行動を避けるようになり、やがて安定を求める気持ちが強くなっていきます。
その結果として、起業という不確かでリスクの高い(ように見える)ものはけしからん!と、挑戦しにくい環境を作り上げてしまっているのかもしれません。
起業したい人はいても、どうしていいかわからない
日本には起業家が出にくい、そうした環境もあってか、起業について教えられる人があまりいません。
周りに起業を経験した人がいればアドバイスを求めることもできますが、そもそも聞ける人がいないのです。
もちろん、実際には自治体が無料の起業相談窓口を用意していたり、まずは既存のビジネスをマネしてよりよく改良するところから始めるといい、といった行動のきっかけになるようなヒントは散りばめられています。
ただ、それを起業したい人が見つけられなければ、どうしていいか分からぬまま諦めてしまうでしょう。
これは日本に限ったことではないかもしれませんが、そもそも大人たちもどうやって起業するのか知らないことも、日本に起業家が少ない理由と関係しているかもしれません。
憧れの起業家が身近にいない
アメリカならシリコンバレー(ベイエリア)、中国であれば深セン、ドイツならベルリンといった具合に起業家がこぞって集まる場所があります。
映画俳優の卵たちも世界的スターを夢見てハリウッドに集まりますよね。
そのような起業が当たり前の場所にいき、憧れの起業家のようになりたいと強く願う日々が続けば、その思いが現実となるのは自然なこと。
しかし、日本にはそもそも起業家が少ないため、起業家が集まるような場所はこれといってありません。
実際に起業した人が身近にいれば「自分もやってみたい」とか「自分にもできるかも?」と後押しされるものですが、その存在がいなければよほど強い想いがなければ前に踏み出すことは難しいでしょう。
仮に起業できたとしても成功が約束されている訳ではありませんから、安定しないものは憧れる対象にならない。
もしかするとそうした背景もあるのかもしれませんね。
まとめ
今回は日本に起業家が少ない理由を詳しく解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。
日本に起業家が少ない理由としては、同調圧力や安定志向の強さが大きな影響を与えていると思われます。
起業家がそもそも少なく、安定を求める傾向が強い日本人にとっては起業家が憧れの対象にならない。
その結果として、「自分も起業できるかも?」と感じるようなきっかけが生まれにくいのかもしれませんね。