ゲームが大好きな人にとって、自分のゲームを作るというのはいつか果たしたい夢かもしれません。
その夢を叶える一つの手段として「起業」という選択がありますが、ゲーム会社を立ち上げる前に知っておきたい事がいくつかあります。
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ゲーム会社を起業するには?絶対に知っておくべき予備知識を紹介
ゲーム会社を起業する上で絶対に知っておくべき予備知識をご紹介いたします。
資金繰りについて
基本的にはパブリッシャーからゲームの開発を委託されて開発を進めることになると思いますが、開発を進めるに当たって欠かせないのが開発費用です。
ゲーム開発ではマイルストーンといって、コンセプトやゲームデザイン、アルファ版、ベータ版のような開発段階に応じて対価が支払われることが一般的です。
このマイルストーンがくせ者で、順調に開発が進めば問題なく開発費用が確保できますが、開発がとんとん拍子で進むばかりではありません。
時には開発の途中で迷走したり、途中で大幅な変更を余儀なくされる場合も出てくるでしょう。
そうして開発が遅れれば遅れるほど、中間目標への到達が遅れ、あてにしていた開発資金の入金が遅れることになるのです。
そうして、従業員に支払うはずだった給料なども支払えなくなってしまうケースもありますから、目標通りに進まない可能性も見越して資金を確保しておく必要があります。
開発だけでなくサーバーの維持やマーケティングにもお金が掛かる
ゲーム開発に掛かる費用は開発費用だけに留まらず、サーバーのレンタル料や広告宣伝費など市場に認知してもらうための活動費なども含まれます。
当然ですが人を雇えば人件費も発生しますし、実に多くの資金が求められるのです。
資金不足によって開発費用が確保できなかった場合、いかに素晴らしいゲームが開発できていても途中で断念せざるを得なくなってしまいます。
リリース後も予期せぬバグなどによって想定以上のコストが発生する場合もあるため、資金はできる限り多めに確保しておくのが望ましいです。
どんなジャンルを攻めるかでヒットするかどうかが決まる
ゲームといってもアクションゲームやRPG、FPS、ボードゲーム、パズルゲームなど種類は多岐にわたります。
開発メンバーの開発経験によっては当然、ジャンルによって得手不得手があるでしょう。
スムーズに開発するためにはジャンル選びを慎重に行う必要があります。
参入するジャンルで既にヒットしているゲームを研究すると成功の確率が高まる
ヒットしているからにはそれなりの理由があるものです。
何から何まで模倣するのは考えものですが、エッセンスとなる部分は積極的に取り入れていくべきです。
なぜなら、素晴らしいと思うポイントは人によって異なるため、他のゲームの良い部分をひたすらにストックしてうまく組み合わせていけば、オリジナルな作品が開発できるからです。
もちろん世に受け入れられるのは開発者にとって面白いゲームではなく、ユーザーが求めているゲームであることが大前提としてあるため、ユーザーの反応を大切にすることも忘れないようにしたいですね。
マーケティングも重要
優秀な開発者ほど陥りやすい罠が、良いゲームを開発すれば自然と売れると考えていることです。
しかし、どんなに面白いゲームを開発できても、それが顧客に認知してもらえなければ存在しないも同然です。
現在は非常に多くのモノで溢れている世の中ですから、自分たちから商品の魅力をアピールしていかなければ、誰も振り向いてはくれないのです。
SNSでユーザーを巻き込むような企画を考えられるようなマーケティングに強いプランナーがいれば、認知されるチャンスも増えるため心強いでしょう。
人を雇えば開発はできるが・・・
厳しいことを言いますが、人を雇うのは大変なことです。
優秀な人材を揃えようと思えば1人あたり50万円以上はかかりますし、自社内で全て開発するとなると、音楽担当、プログラマー、デザイン、ゲームの宣伝などができる人を雇わなければなりません。
ゲーム開発の進行度によっては手持ち無沙汰になる人が出てくることもあります。
その時、その人に他の仕事を紹介してあげられるでしょうか?
自分の会社に就職してもらうということはそういうことです。
安定して仕事を取り続けなければ社員を養っていけません。
一方で、個人事業主として一人でゲームのすべてを開発する場合であれば、納期もありませんし、思う存分作り込めます。
しかし、それでも資金には限りがあります。
いくらでも開発に時間と労力を注ぎ込めるといっても、限界は存在するのです。
実績がない会社のゲームを買ってくれる会社はそうそういないでしょうし、しばらくは売上があがらず、無収入の状態が続くかもしれません。
起業と聞くと華やかなイメージを思い浮かべるかもしれませんが、案外地味で泥臭いものだったりします。
人を雇うことは大変なことですが、だからこそ人として大きく成長できますし、かけがえのない経験になるはずです。
いま会社員で起業を考えている方は、これまで以上に人との繋がりを大切にしてみてください。
そこで築いた信頼関係が、きっと起業した時にも力になってくれるはずです。
まとめ
今回はゲーム会社を起業する前に「絶対に知っておくべき予備知識」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
ゲーム業界は契約に対する対価の支払いがマイルストーンの目標の達成度合いに応じて行われる場合がほとんどです。
ゲームの開発だけでなく、サーバーの維持費やマーケティングに掛かる費用など様々なところでお金が必要なため、他の業界よりも資金に余裕を持たせて起業することが望ましいですね。