少し前の数字になりますが、2012年時点で新たに起業家となった者のうち、24歳以下の人は全体の3.4%であったそうです。
その内どれだけが大学学部卒、大学院卒などの新卒時での起業かは分かりませんが、およそ多くの方が学校を卒業した後に企業に就職し、その後に起業をしている事が想像できます。
という事は、サラリーマンをしながら副業として起業するのか、またはそれまでの経験やキャリアを武器に、一念発起して脱サラして独立するのか、選択をしているはずです。
日本政府は2016年に「働き方改革」を提唱し、サラリーマンの副業を原則禁止から、原則自由とした事をご存知でしょうか?
それに伴って、副業を容認、推奨する企業も出てきました。
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副業で起業するメリット
まず副業で起業するメリットからご紹介します。
メリット1:金銭的リスクが低い!
これは最大のメリットと言えます。
サラリーマンの本業で安定的な収入を得られれば、副業での収入がゼロの状態でもスタートできます。
法人ではなく個人事業主として開業する場合、開業にかかる初期費用はほぼ0円です。
”何か自分の得意なことで起業してみたい”とチャレンジ精神はあるものの、生活への不安が先立つタイプの人にはぴったりです。
ただし、事業計画もなくただ何となく起業すると、上手くいかないことがほとんどです。
サラリーマンが起業すると9割が失敗するとも言われていますが、多くの場合、事業計画がきちんと立てられていなかった事が理由として挙げられています。
メリット2:社会的信用度を落とさないでいられる!
独立を考える多くの人は20代~40代になりますが、この年代は大きなライフイベントが多い年代でもあります。
結婚、出産、家、車・・・私生活でローンを組む場合、専業で個人事業主だとローンの審査を通す事が困難な場合がほとんどです。
個人事業主は社会的信用度が低いと見られるからです。
ローンを組む予定がある人は、起業のタイミングを見定めてくださいね。
メリット3:自分のペースで進められる!
専業で起業するのとは圧倒的に精神的なゆとりがあります。
自分だけのペースで、自分がやりたい事だけをする事ができます。
ただし、この場合危機感が薄くなりがちなので、きちんと事業計画を立てて、自分マネジメントが非常に大切になります。
副業で起業するデメリット
では副業で起業する場合のデメリットはなんでしょう?
デメリット1:時間が確保できない
メリット3との背反ですが、生活を維持するために本業はそのまま、となると自分のためだけに使う事ができる時間を確保する事が難しい環境の人も少なくありません。
職種によっては繁忙期と閑散期で波が激しい人もいるでしょう。
事業計画を立てる際は自分のライフスタイルもきちんと考慮して、無理のない計画を立てましょう。
デメリット2:本業との競合にあたる
本業で培ったキャリアを元に独立をする場合、事業内容が競合します。
そういう業界での副業を会社として禁止している会社もあります。
また、機密保持等の関係で会社規則に抵触する場合もあります。
非常に注意しなければならない点です。
デメリット3:会社にバレるリスクも
これはあくまで、会社が副業を許可していない場合や、許可していない業界での副業の場合です。
副業として起業して順調に利益が出るようになったら、税金についても理解しておく必要があります。
開業届を出さずにサラリーマンが副業を行った場合、その利益は雑所得の扱いになります。
雑所得が20万円を超えた時は確定申告が必要となる事はご存知ですか?
そうなると、会社に本業以外に収入がある事がバレてしまう可能性がありますよね。
会社に内緒で副業する場合、バレた場合の対処を前もって考えておいて損はないです。
まとめ
今回は副業で起業するケースのメリット・デメリットを解説いたしました。いかがでしょうか。
副業か専業か、どちらにもメリット・デメリットがありますので、自分が計画している事業や勤め先の規則等を確認した上で、自分にとってベストな状態を目指していきましょう。