コンサルタントは物を買ったり店舗を借りたりする必要がなく、自分一人で始めることができるビジネスです。
そのため、起業初心者の方がハードルが低いビジネスだと勘違いして始めることも多い起業の形でもあります。
しかしコンサル起業は実はとても難しいビジネス。
筆者の周りでも失敗事例が少なくありません。
コンサル起業で失敗する人には典型的なパターンがいくつかあります。
あらかじめ失敗パターンを知っておけば、同じ失敗をしないように役立てることができます。
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完全無料！コンサル起業で失敗する人の典型的な原因4パターン
コンサル起業で失敗する人の典型的な原因とはどのようなものなのか。
典型的な失敗パターンを見ていきましょう。
コンサル起業で失敗するパターン1：需要がないのに起業する
コンサル起業を始める場合、まずどのようなジャンル、どのような市場でコンサルティングをするのか事前に調べておくことが重要になります。
しかしコンサル起業はスタートのハードルがかなり低く、誰でもすぐに始められてしまうため、中には需要があるのか事前リサーチをせずに起業する人も多いです。
需要がないのに起業し「コンサルしますよ」と売り込んでも、買ってくれる人はおらずすぐに立ち行かなくなりますね。
あなたがコンサルをやりたくても、お客さんがあなたを求めてくれなければビジネスとして成り立ちません。
起業する前にあなたのコンサルティングを受けたいと思う顧客が本当にいるのかどうか、需要をリサーチし、ある程度の見込みを立てておくことが大事です。
コンサル起業で失敗するパターン2：借金をして始める
コンサル起業を始めるために借金をする。これは典型的な失敗パターンです。
そもそもコンサル起業に借金をするほどの資金は必要ありません。
自分の経験とノウハウを活かしてコンサルティングを行うのですから、基本的に店舗を借りたり物を買ったりする必要もないわけです。
強いていうなら自身のブランディングをするための投資やサービスを知ってもらうための広告費くらいでしょう。
コンサル起業に限らずどの起業にも言えますが、借金をせずまずは自己資金で小さく始めることが成功の鍵です。
お金を借りていきなり大々的にやる必要はありません。
必要最低限の資金を使って、事業を軌道に乗せるために地道に活動をしていきましょう。
コンサル起業で失敗するパターン3：いきなり会社を辞める
コンサル起業する際にいきなり会社を辞めてしまうのは賢明ではありません。
起業して最低でも半年〜1年ほどはまともに生活できるほどの売上が立たない可能性もあります。
軌道に乗るまで時間がかかると想定しておきましょう。
副業からはじめ、ある程度の売上や顧客の見込みが立ってから会社を辞めるという慎重さが大事です。
会社を辞めて自分を追い込みたいという人もいますが、追い込まないとできない程度のモチベーションであれば起業は難しいです。
会社勤めで時間がないという方もいますが、本当に起業して成功する人は仕事から帰ってきた後の数時間や休みの日を活用して着々と起業の準備を進めています。
いきなり会社を辞めて飛び込むのは極力しないことをオススメします。
コンサル起業で失敗するパターン4：競合が多い業界に飛び込む
競合他社が大量にいる市場や強力なライバルが存在する業界は、それだけニーズがある証拠ではありますが、生き残りを賭けたとてもシビアな戦いになりますので、はじめてのコンサル起業であれば避けておいた方が無難です。
競合がたくさんいる中、経験、実績面で劣る新米コンサルが参戦しても苦しい戦いを強いられるかもしれません。
ニッチだけれども一定数の需要があるという業界にターゲットを絞り、実績を積んでいくと良いでしょう。
まとめ
今回は、コンサル起業で失敗する典型的なパターンをご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。コンサル起業は始めるためのハードルがとても低く見えるので初心者も参入しやすい起業の形です。しかししっかりと知識・経験を積み、自分の強みが活かせる市場を見極めて飛び込んでいかないと成果が出にくいビジネスでもあります。
ご自身が起業する際、ぜひ今回の失敗パターンを役立ててみてください。
