これと言った特徴もない老舗のカフェが長年営業し続けていることから「自分でもうまくやっていけそう」と思ったり、「自分ならもっと繁盛できる」と考える人も少なくありません。
そして、脱サラして憧れのカフェ経営を始めるのですが、その多くは失敗してしまいます。
せっかく勇気を持って挑戦するのですから、それは避けたいですよね。
少しでもカフェ経営の成功率を上げるためには、一体どんなことに気をつければいいのでしょうか?
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カフェ経営のリアルな実情!起業して失敗する人が多い理由
「自分のお店を持ちたい!」という夢からカフェ経営を志す人は多いですが、熱意だけで成功できるほど甘くはありません。
カフェ経営で起業して失敗する人にはある共通点があるので、これから起業を考えている方は参考にしてみてくださいね。
同業者のリサーチ不足
カフェ経営で成功したいなら競合について知らなければなりません。
「己を知り敵を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉にもあるように、同じようなことをしていても差別化はできないのです。
また、カフェ経営でよくある失敗が価格設定を安くしすぎるパターンです。
いくら人気店でもコーヒーの価格は500円くらいは欲しいところですが、それを350円にしたがために利益が出ず、廃業した事例があります。
価格設定にしろ、差別化の戦略を立てるにしろ、カフェ経営において同業者のリサーチは欠かせません。
原材料をケチってしまう
せっかく高品質なコーヒーを提供して客が増えても、それだけでは利益が出せません。
かといって、モーニングやランチのコーヒー、あるいはおかわりのコーヒーなど、低価格で提供するコーヒーだからといって質の低いものを出してしまうと、確実にお客さんは離れていきます。
そのため、費用を抑えるところは抑え、自分たちにとって大切なものにはしっかりとお金を掛けなければなりません。
「お客さんが求めているものは何か?」を基準に考えれば何を大切にするべきかが見えてくるはず。
余り気味の豆は「本日のコーヒー」として提供する等の工夫もしつつ、サービスの質と利益追求のバランスを取りましょう。
うまくいかない理由が技術力不足だと思っている
バリスタの資格を持っていたり、調理師免許をもっていないと成功できないと思っている方もいるかもしれませんが、実際はそんなことありません。
講座に数回通えばプロ並みとは言えなくても、それに近い水準のものを作れるようになりますし、料理に関しても今はネットにレシピがたくさんあります。美味しい料理も作ろうと思えば誰でもつくれるのです。
問題は技術不足ではなく、「客が求めているものを提供できているか」どうかであることを忘れないでください。
「暮らしていけるだけの儲けがあればいい」という人が失敗に陥りがち
「暮らしていけるだけの儲けが欲しい」と言いながら、いくら稼げばそれが達成できるのか理解していない人も多いです。
カフェ経営は簡単そうにみえるかもしれませんが、そう甘くないのが現実です。
しっかりと資金計画を練っていなければまず失敗します。
自分の目的とする利益を上げるためには、コーヒーを何杯売る必要があるか、月にどれくらいの費用がかかっているのか、何をすれば目標の収入を達成できるのか、理解していますか?
まとめ
今回は「カフェ経営で起業して失敗する人が多い理由」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
カフェ経営は皆さんが思っている以上にシビアな世界です。お店を開業するのにこれといった免許も必要ありませんし、コーヒーの専門知識も勉強セミナーなどに数回参加すれば身に付きます。競合が多く、メニューも似通っているために差別化が難しい。利益を出すためには数を売るしかないなど、簡単に稼げるほど甘い業界ではありません。
しかし裏を返せば、競合との差別化さえできれば「自分の好きなことをしながら稼ぐ」ことができるので、自分のお店を持ちたいとお考えならば迷わず挑戦して欲しいと思います。