政府による副業・兼業の推奨や、インターネットやSNSなどの普及により、個人でも稼げる環境が整ってきました。
副業といっても様々で、本業の延長上で副業をされる方もいれば、趣味や特技などを活かして自分の好きなことを仕事にしている人も度々見かけます。
そうした背景から「好きなことを仕事にしたい」という方も多いですが、いざ起業するとなると、具体的にどんなことに気をつければいいのか分からなかったりしますよね。
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趣味や特技を生かして起業家になる方法は?
趣味や特技で起業する場合、自分のやりたい事業にニーズがあまりない場合も多いです。
お金は基本的に何らかのサービスを提供した対価として受け取るものですから、お客さんがそのサービスを求めていなければその仕事で生計を立てていくのは難しいです。
そのため、本業で安定収入を得ながら副業として始めるのがおすすめです。
経済的に安定していると精神も安定するだけでなく、リスク回避にもなります。
また、本当に需要があるのか、自分のスキルでお金が稼げるのかなども検証できます。
それで上手くいけば副業に本腰を入れるのも良いですし、上手くいかなくても本業に戻ればいいだけです。
「小さく始めて、軌道に乗ってきたら起業する」という流れが一番安定するので、無理せず積み上げていかれることをおすすめします。
趣味起業の事例3選
実際に趣味で起業した人の事例を3つご紹介いたします。
スペイン語の自作教材を販売
自身の経験を元に、現在は趣味起業コンサルタントもしている戸田さん。
脱サラした後にメキシコ雑貨のお店を開くも、売上が立たず半年で廃業してしまいます。
多額の借金を返済するために昼夜問わず働きました。働き詰めでやがてしんどくなり始め、せめて副業くらいは楽しくやりたいからと「スペイン語教材販売」をはじめました。
戸田さん自身は大学でスペイン語を専攻したくらいで、得意な訳ではありませんでしたが、日本に留学中のスペイン人をつかまえて教材作りを手伝ってもらうことに。
その後メルマガを通して配信し、集まってくれた読者に対して教材を販売したところ、徐々に売上を拡大し、副業の収入が本業の収入を超えてしまいました。
スキルを身に付けてから起業しようと考える人がほとんどですが、たとえ自分が出来なくても、できる人を巻き込めればその必要もないのかもしれませんね。
コーヒー豆の販売&カフェ
新井さんは47歳に起業計画を立て始め、50歳に製薬会社を退職。
その退職金で50歳に起業しました。
製品戦略部にいたこともあり、新規事業の起こし方などは理解していましたが、カフェという未開拓のジャンルに挑戦するのは不安がありました。
そんな時、起業までの道のりが事細かに公開されている、あるカフェオーナーのブログを見つけます。それを元に新井さんもプランを立て、3年後のオープンに向けていつ頃に何をしておけばいいのか、必要な知識は何かなどを逆算して起業の準備をしました。
自家製ケーキの開発や焙煎技術の習得に加えて、一般的な店舗の3倍かけて改装し、思わず「紹介したくなる内装空間」づくりに力を入れたおかげで狙い通り人気店に。
意図的に、そして計画的にライバルと差別化できる強みを磨いていった戦略性の高さは、ぜひ見習いたいですね。
料理教室
最後にご紹介する事例は失敗例です。
管理栄養士のAさんは料理教室で起業しました。
集客の大切さを理解していたAさんはSNSを利用し手間をかけて集客するも、料理教室を開催して訪れるのは多い時でも6人程度。
受講生の評判も良いのですが、スタジオのレンタル費や材料費などの費用も想像以上にかかってしまい、ほとんど利益はありませんでした。
見た目の華やかさとは裏腹に、レシピの考案や作業手順、当日の進行などを考える時間や材料の仕込みに掛ける時間、会場の確保など事務的作業も多く、かける労力に見合った収入は得られませんでした。
その後やむなくAさんは事業を撤退しましたが、失敗の原因は事前調査を怠ったことだとしています。憧れで起業するのが悪いとは言いませんが、稼げる分野なのかという見極めは重要でしょう。
趣味起業の注意点
趣味起業でありがちな失敗は「顧客のニーズを無視」してしまうことです。
自分のしたいことと、お客さんが求めていることが同じとは限りません。
知り合いの画家も「自分の描きたい絵と、実際に売れる絵はちがう」と言っていました。趣味を仕事として食べていくためには、お客さんが求めることもする必要があるということです。
もちろん、自分のしたいこととお客さんの求めていることが一致していれば最高ですが、それでも自分のしたいことだけでは限界があります。
「お客さんは何をして欲しいのか」、そして「お客さんのために自分は何ができるか」という2点をしっかり考え抜ければ、趣味で起業して成功する確率も高まりますよ。
まとめ
今回は趣味や特技を生かして起業家になる方法や、趣味・特技で起業した事例を3つご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
趣味起業を成功に導くためのポイントは「自分のやりたいこと」と「お客さんが求めていること」を分けて考えることです。
多くの人にとっては、自分のやりたいことをするためにお客さんが求めていることをする必要が出てきますから、お客さんは何をして欲しいのか?そして、そのお客さんに対して自分は何が出来るのかを常に考えましょう。