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2016.07.15

パブリシティ

日刊工業新聞 2016年7月15日、「墨田区との取り組み【新分野参入人材育成支援事業】」の記事掲載

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民間コンサルと協力

中小の新分野参入支援

東京・墨田区

東京都墨田区は民間のコンサルティング・営業代行会社に委託して、区内中小企業が医療、介護、環境、エネルギー、航空宇宙など新分野参入を支援する取り組みに着手した。コンサル会社が区内各社のニーズ調査、営業計画策定、販路開拓まで約9カ月にわたり支援する。この種の試みは東京23区で初めて。第1弾として2016年度は樹脂成形加工を行う吾嬬製作所(松村昌幸社長)などモノづくり企業7社を選定し、新規市場参入を目指す。

支援業務を受託したのはアイランド・ブレイン(名古屋市中区、嶋基裕社長、052・950・2320)。

区内各社に専門家が訪問し、各社の強みや参入を希望する分野、現状の取引実績、競合他社の存在などをヒアリングする。結果を元にどの分野が適しているかを判断し、各企業の新分野参入に向けた戦略を検討・決定する。

その上で、参入希望分野のメーカーなどと月1回程度商談し、新分野参入を目指す。17年2月までに最低6回商談の場を設ける見通しだ。並行して営業する際の注意点や商談のこつなどに関するセミナーも年6回開く。

今年度の支援対策企業は吾嬬製作所のほか、東あられ本保(小林正典社長)、コンフォートフォーム(石山昌道社長)、牧野精工(牧野桂三社長)、モリセイ(毛利益巳社長)、優工社(神尾弘子社長)の6社。

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