営業マンの先輩や上司の中には「営業マンは図々しいぐらいが丁度いい」とアドバイスする人もいますが、営業マンは図々しいほうが契約を取れるというのは本当なのでしょうか。
直感的に考えれば図々しいことと契約が取れることは繋がりそうにありませんが、もしそれが正しい振る舞いならば取り入れた方が良いということになりますよね。
もっと高収入で安定した会社に転職したいなら
若手ハイクラスに特化した転職サイト
- 例1今の営業職は好きだけど給料や待遇に満足いかない
- 例2もう営業職は辞めたいけど他の職種に転職できるか不安
- 例3自分の将来、今の仕事のままでいいのかな?
- 例4貴重な時間や可能性を無駄にしているかも
- 例5私を欲しがっている企業がいるなら転職したい
支援品質満足度No.1
若手ハイクラス向け転職サイト「VIEW」に今すぐ登録
若手のキャリアアップを目指す案件が充実!
転職支援に留まらず、キャリア形成をサポートするエージェントからスカウトが届く!
営業マンは図々しいほうが契約が取れるって本当?
営業マンは図々しいほうが契約が取れるのか。
先にその問題の結論を申し上げると、半分正解で半分誤りです。
たしかに営業マンは既存の顧客に対して「顧客を紹介してほしい」と頼めるようなある種の図々しさがあった方が有利だからです。
しかし、「あれもして欲しい」「これもして欲しい」と図々しく要求ばかりしていれば人は当然離れていってしまいます。
ですので、図々しいほうが契約を取れるという言葉をそのまま鵜呑みにするのは避けた方が良さそうです。
普段は精一杯できる限りの要望に応える、その代わりに顧客を増やしたい時は一時的に図々しさを発揮して頼み込むといった具合に、バランスを取ることを忘れないでください。
営業マンは図々しいだけでは嫌われる
当然と言えば当然ですが、図々しいだけの人は嫌われます。
たとえば、あるコミュニティに参加していても、〜〜について教えてほしい、困っているから助けてほしい、とお願いばかりする、いわゆる「クレクレくん」を見かけることがあります。
世の中はギブアンドテイクで成り立っているので、一般的に考えればまず自分から有益な情報を提供する、あるいは金銭を提供するなどしてギブをする必要がありますよね。
そうした暗黙のルールがある中でテイクばかりを求める人は、いずれ相手にされなくなるのも時間の問題です。
一度信頼を失えば取り戻すには多大な労力と時間を要しますから、どこまで図々しくしていいのかは慎重に見極めた方が良いでしょう。
図々しい営業マンが契約を取れる理由
そもそも、直感的に考えれば「図々しい方が成功する」というのは全くの見当違いに思えますよね。
そう感じるのが普通だと思いますし、筆者も最初はそう考えていました。
しかし、ある要素を満たしていれば、図々しさはむしろ武器になるかもしれません。
そして、その要素とはズバリ「愛嬌」です。
営業マンは図々しくても愛嬌があると許される
人それぞれ考えが違うので、そういう見方もあるのだなと受け止めて頂きたいのですが、芸能人で言えばフワちゃんやローラさん、有吉弘行さんなどは以前、先輩後輩に関係なく、かなり踏み込んだ発言をして人気を集めていましたよね。
普通の人であれば許されないような失礼な言動も、彼らが言うとなぜか許されてしまいます。
それどころか、「アイツはすごいよな」とか「なんか憎めないんだよな」といった具合に、不思議と好感を得ている場合も少なくありません。
なぜ彼らだけそんな振る舞いや言動が許されるのかと言えば、ひょっとすると舞台裏でちゃんと根回しをしていたり、一線は超えないなど立ち回りが上手い可能性もありますが、
やはり力を貸してやりたくなるような、なぜか憎めないような、”愛嬌”があるからではないでしょうか。
多少図々しく感じてしまうような無茶なお願いでも、愛嬌があればむしろ「協力してやってもいいかな」と前向きに捉えて貰える可能性が高まります。
愛嬌はとても曖昧なものですし、先天的な部分も多い印象を受けるかもしれませんが、人は日々過ごす環境や人間関係で性格や考え方まで変わってしまう生き物です。
なぜか手伝いたくなるような社員と共に過ごす時間を増やし、彼らの発言や行動に注目してみると、意外な気付きがあるかもしれませんよ。
まとめ
今回は営業マンは図々しい方が契約を取れるのは本当なのかについてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
図々しいだけではまず失敗しますが、愛嬌がある場合は図々しさも武器に変えられる可能性があります。
愛嬌はあいまいで掴みづらい概念ではありますが、愛嬌の良い人から学べることは多いはず。
周りに愛嬌がある人がいるならば、言動や行動をしばらく観察して良いところを真似してみましょう。