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成果報酬型の営業代行

ゼネコンにおける営業マンの特徴や仕事内容は?年収が高い?

営業職で高給が狙える業界といえば総合商社、コンサルなどがありますが、ゼネコンもその内のひとつです。
しかし、年収が高いと言っても実際はどれくらいもらっているのか気になりますよね。
また、報酬が大きいということはそれだけ求められる能力も高いということ。ゼネコンの営業マンがどんな仕事内容をこなしているかも気になるところです。

そこで今回は、ゼネコンにおける営業マンの特徴や仕事内容、年収などについてご紹介いたします。

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そもそもゼネコンとは?

ゼネコンとは、ゼネラルコントラクターの略で(General=全体的な、 Contructor=請負人、士建業者)総合建設業者と呼ばれたりもします。
ゼネコンの明確な定義はありませんが、一般的には「設計・施工・研究」の3つを行い、且つ年間の売上が数千億を超える会社であることが条件とされています。
ゼネコンの中でも特に規模が大きいトップ5社のことをスーパーゼネコンと呼ぶこともあります。

ビルなどの建設工事は土木や電気、配管、塗装など様々な分野の職人さんが入れ変わり立ち替わり作業を行うことで進んでいきます。
建設にも期限がありますから、スケジュールや進捗などを管理するリーダーが必要です。
実際の工事は下請け会社などに任せる代わりに、ゼネコンは建設工事全体を引っ張ってまとめ上げる、リーダーの役割を担っています。

ゼネコンの営業マンの年収は?

それではさっそく、ゼネコンの平均年収を会社の規模ごとに見ていきましょう。

  • スーパーゼネコンの平均年収:1000万円
  • 準大手ゼネコンの平均年収:800万円
  • 中小規模のゼネコンの平均年収:600万円

国税庁の調査によれば、サラリーマンの平均年収は約436万円ですから、規模の大きいゼネコンでは一般的なサラリーマンの倍以上稼ぐことができるということですね。

営業マンは業績によって固定給にインセンティブが上乗せされる企業もありますから、結果を残すほど給与は高くなります。

しかし、どうしてここまで平均年収が高いのでしょうか?
その理由は仕事内容にあります。

ゼネコン営業マンの仕事内容は?

ゼネコンにおける営業マンの特徴はBtoB営業を行うことです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、BtoB営業は企業同士で取引します。
ゼネコンが取り扱う商材はビルなどの大型建造物ですから取り扱う金額も桁違いに大きくなります。
BtoB営業の中でも建設業界はトップクラスに単価が高く、数億から数千億規模にもなることもあります。

また、数年〜数十年単位のプロジェクトも多く、意思決定も複数人で慎重に行われますから、そう簡単に契約を勝ち取ることはできません。

さらに、BtoBの営業は顧客が企業しかいません。
つまり、どういうことかというと、数少ない顧客をみんなで取り合うことになります。
そのため、いかに深い信頼関係を築けるかが重要です。

日々の丁寧かつ迅速な対応で信頼を積み重ねることはもちろん、取引先の関係者の都合に合わせて休日も接待をするなど、関係性を維持・向上させる努力も必要になるでしょう。
案件を獲得することは一筋縄ではいきませんが、その分やりがいも大きく、会社への貢献度も非常に高いのが魅力です。

ゼネコンの営業マンに限らず、営業マンの役割は仕事を取ってくることです。
当たり前ですが、仕事は仕事がなければ始まりません。その点で、営業マンは超重要な役割を担っていると言えます。

ゼネコンの営業マンは仕事を取ってくるために、日々どんなことをしているのでしょうか?

基本的な仕事の流れ

ゼネコン営業マンの主な役割はコンペを勝ち抜いて案件を獲得することです。
まず、デベロッパーや官公庁などが「こんな建物を建てたい」と企画し、ゼネコン各社に提案を出させます。
そして、コストや技術面で最も適していると判断された企業が案件を獲得できます。
契約を結んだ後は企画をカタチにするために、下請け業者などに設計・施工依頼を出し工事着工、建設といった流れになります。

また、コンペ以外にも、デベロッパーや企業などから指名で建設依頼を受けることもあります。
最近ではデベロッパーに企画営業を行うゼネコンも増えてきているようですが、どの程度行っているかは企業によってまちまちです。

基本的にはデベロッパーや得意先を訪問してニーズを探り、そうして得た情報を元に提案内容を作成したり、コンペで勝ち抜いて案件を獲得することがメインです。
そして、それらに加えて建設現場の巡回や、電話・メール対応、見積もり作成などの営業事務も行います。

ゼネコン営業の難しさ

ゼネコン営業の難しさは、より良い提案には欠かせないニーズを引き出すのが困難なところにあります。
なぜ困難かというと、取引の規模が大きいため、あらゆる情報が会社の経営戦略と紐づいている場合が多いからです。
会社の業績を大きく左右するような情報ですから、簡単に教えなくて当然といえば当然ですね。
激務をこなす高い処理能力もさることながら、信頼関係を築き、そうしたとっておきの情報をいかに引き出すかが営業マンの腕の見せ所です。

ゼネコンに就職/転職するには?

ゼネコン に就職や転職をするにあたり、必要な資格はとくにありません。
また、建設学科卒でなくても大丈夫です。
もちろん、一級建築士や施工管理技士の資格などをもっていた方が有利に働きますが、必須ではありません。

それよりも大切なのは「人をまとめた経験」や「自分が発起人になって人を動かした経験」です。
ゼネコンの営業マンは案件獲得という1つの目標に向かって、設計士や技術者、社内外のたくさんの人を巻き込んでいくことになります。

そのため、たとえ小規模でもいいので、サークルなどのコミュニティを作って運営した経験や、リーダーとして人をまとめる経験を積んでおくのが望ましいです。
また、気持ちよく人に動いてもらうための自分なりの方法論を確立できると、入社してからもきっと活躍できると思います。

しかし、中にはリーダーとしての経験が無い方もいらっしゃると思います。
その場合は1つのことを粘り強く続けて成果を残した経験などをアピールすると良いでしょう。
ただ頑張った経験を伝えるのではなく、その経験が入社後の仕事にどう活きるのか関連付けてアピールできるとより効果的です。

まとめ

今回は、ゼネコンにおける営業マンの特徴や仕事内容、年収はどれくらいなのか等についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
ゼネコンはBtoB営業の中でも特に高単価なのが特徴で、取り扱い金額が数億円以上になることがほとんどです。
そのため、長期間に渡って取り組む粘り強さや、限られた顧客といかに信頼関係を築き、維持していけるかが重要になってきます。非常に難しい職種ですが、その分やりがいも大きく、スーパーゼネコンであれば年収1000万円超えも狙えます。
特別必要な資格などもないので、興味のある方はまず説明会などに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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