近年、職業も働き方も多様化してきており、特に人の考え方や仕事に求めるものは誰1人として同じことはありません。
そんな多様性が高まる現代において、部下を指導する方法に悪戦苦闘している営業部長も多いのではないでしょうか。
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営業部長は必見!部下を指導して「売れる部下」を作る方法
これまで部下を指導してきた経験がある方でも、売れる部下を作るのは至難の業に近いことですよね。
そんな悩める営業部長に対して、部下を指導して売れる部下を作る方法について3ステップに分けてご紹介いたします。
<STEP1>部下の入社理由・どんな仕事をしたいかについて把握する
部下の入社時面接で面接官をしていた方であっても、意外と忘れているのが、部下の入社理由や当時、どんな仕事をしたいと語っていたかを把握することです。
新卒・中途入社問わず、面接では志望動機を必ず尋ねます。
その際に語っていたことは、今も部下の初心となっており、それが実現できなければ最悪のケースは退職することになりかねません。
まずは、スキルを教えるよりも先に部下について知ることから始めていきましょう。
そうすることで、部下の人となりが掴め、一緒に仕事の楽しさも苦しさも乗り越えていける良い関係性を築いていくことができます。
もし、部下の面接官を担当していなかった方は、すぐにでも確認しましょう。
<STEP2>部下が仕事の成功体験を積みやすい環境を整える
STEP1で、部下がどんな仕事をしたいかについて把握ができました。
STEP2は、部下がしたい仕事ができる環境を上司であるあなたが整えてあげることです。
例えば、賃貸不動産の営業マンであれば、部下に馴染みのあるエリアから担当させてあげましょう。
そうすることで、部下はスムーズに仕事に取り組むことができ、早い段階で仕事の成功体験を積むことができます。
部下にとって苦しいのは、仕事の楽しさや成功体験がないまま日々追われる数字と向き合い続けることです。
なるべく入社早いタイミングで、成功体験を積ませると、部下自らの力で「どうしたらもっと売れるのか?」の視座が自然と養われます。
この視座こそが、「売れる部下」になる第1歩になります。
<STEP3>良かったことは褒め、足りないスキルはどうすれば習得できるか一緒に考える
結果だけを褒めるのではなく、プロセスにおいても「今とったアポの会話の切り出し方、すごく良かったよ!」など細かいことでも良かったことは褒めてあげましょう。
大人になってもやはり褒められると嬉しいですし、「もっと頑張ろう!」とモチベーションアップにもつながります。
また、良くなかったことや足りないスキルに直面したときは、どうしたら次回は防げるかや、どうすればスキルを習得できるかについて部下自らに考えさせた上で、その方法を一緒に考えてあげましょう。
ポイントは、まず部下自らに「どうすればよいのか」について考えさせることです。
そうすることで、どんな直面でも「仮説立て→仮説検証→確認→次回のアクション」とPDCAサイクルの考え方を身につけることができます。
PDCAサイクルを回せるようになれば、売上達成に向けた行動プランを立てて実行することができるようになり、自ずと売れる部下へと成長していってくれます。
まとめ
今回は部下を指導して「売れる部下」を作る方法について紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
部下を指導する前に、まずは部下自身のことを知ることからスタートすることが大切です。
ぜひ、部下の人となりを把握し、売れる部下になれるように環境づくりやモチベーションを整えてあげてください。
そうすることでメキメキと部下は売れるようになっていくはずです。