営業として業務にあたる一方でメンバーのマネジメントも職務として任されているマネージャーやリーダーにとって、最も悩ましい問題として「優秀なメンバーの突然の退職」が挙げられます。優秀な営業マンであれば、主要顧客を任されていたり、顧客数が多かったりと退職されてしまうと会社としてかなりの痛手となります。
もっと高収入で安定した会社に転職したいなら
若手ハイクラスに特化した転職サイト
- 例1今の営業職は好きだけど給料や待遇に満足いかない
- 例2もう営業職は辞めたいけど他の職種に転職できるか不安
- 例3自分の将来、今の仕事のままでいいのかな?
- 例4貴重な時間や可能性を無駄にしているかも
- 例5私を欲しがっている企業がいるなら転職したい
支援品質満足度No.1
若手ハイクラス向け転職サイト「VIEW」に今すぐ登録
若手のキャリアアップを目指す案件が充実!
転職支援に留まらず、キャリア形成をサポートするエージェントからスカウトが届く!
優秀な営業マンが退職しそうなサインに気付く方法4選
今回は、優秀な営業マンが退職しそうなサインに気付く方法を4つ紹介していきます。
これらを念頭に置いて、日々のメンバーマネジメントに活かしていきましょう。
①営業活動や出退勤の変化
内勤と外勤の割合が半々だった優秀な営業マンがいきなり外出が増えたり、退勤時間が急に早くなったりするなど日々の時間の使い方に異変があれば注視してみてください。
外出中に転職エージェントと電話面談をしたり、早めに退勤した後に転職候補先との面接をしたりしている可能性があります。
②担当顧客の変化
取引増加がしないにも関わらず、ある特定の顧客先への訪問が増加した場合はその理由について深く尋ねてみましょう。
もしかしたらその顧客先から「うちの会社に来て欲しい」など引き抜きの話が出ているかもしれません。
優秀な営業マンであるほど、他の会社にも「売上を上げてくれる営業マンならいつでも欲しい」と求める人物像にマッチしやすくなります。
また、優秀な営業マンほど「条件が良い会社があれば転職してもよい」と考えるため、もし成果の割に待遇が低い場合は早急に給与形態を見直してみましょう。
③ミーティングなど発言の場での変化
優秀な営業マンほど、ミーティングや勉強会で発言の場を設けられると発言する傾向にあります。
しかし、急に発言をしなくなった場合は自社の業務内容に興味を持てなくなってきている可能性があります。
自社の商品や業務内容が優秀な営業マンがやりたい仕事とマッチしているか確認してみてください。
④プライベートの変化
仕事内容に満足をしていても、結婚や育児、介護などプライベートな事情がきっかけとなって転職を考えて出す可能性があります。
プライバシーに関わることなので、詮索することは控えていただきたいのですが、リモートワークや時差出退勤の提案など働き方の提案や、部署異動の希望有無から本人の口から仕事に対する本音を聞き出せることがあります。
優秀な営業マンの退職を防ぐための必須知識
優秀な営業マンの退職を防ぐために管理職の職域の中でできることはたくさんあります。
すぐに始めやすいものとして1on1の開催があります。
1on1とは、上司とメンバーが隔週1回~月1回のペースで業務内外問わずにメンバー主体となって30分前後話す機会のことです。
主に1on1は、部下の能力を引き出すことをを目的として開催されます。
仕事で困っていることや課題に感じていることについて話してもらうのが通常ですが、業務内外問わず嬉しかったことや良かったことについても積極的に耳を傾けてみましょう。ここでプライベートのことを話してくれる可能性もあるので、プライベートな事情による退職可能性も見つけやすくなります。
その他、「この人と仕事がやりにくい」など不満が聞けることもあるため、その際は組織編成などを役員クラスの方に相談してみるのも退職を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
優秀な営業マンの日々の小さな変化に気付くことは難しいかもしれませんが、今回お伝えした4つの方法で定期的に確認するようにすれば退職を防ぐことができる可能性が高まります。ぜひ参考にしてみてください。