今回の記事は、三重県桑名郡木曽崎町にある株式会社すまいるの取り組みについて紹介したいと思います。
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【事業内容】足場工事・塗装工事に特化した職人会社!
まずは今回の取材対象となっている株式会社すまいるがどのような仕事を行っている会社なのか紹介したいと思います。
株式会社すまいるについて
株式会社すまいるは三重県桑名郡木曽崎町にある建築会社で主には塗装工事や足場工事を得意としています。
現在の社員は代表の石井氏を含めて5名おり、建設会社からの下請け案件や一般住宅からの修繕相談、法人からの建物修繕工事などを扱っています。
三重県と愛知県を主要な営業エリアとしており、石井氏が中心となって新規開拓営業も積極的に行っている会社になります。
事業内容について
株式会社すまいるでは建築に関わる内容であれば幅広く対応するようにはしていますが、そのなかでも自社で最も得意としている内容が塗装工事と足場工事になります。
皆さま、普段の生活のなかで塗装工事や足場工事を目にする機会はありますか?
意識しなければ気づかないこともあると思いますが、皆さまが生活している町中の多くの場所で塗装工事や足場工事は行われています。
建物が古くなれば修繕工事や外壁塗装工事が必要になります。
いずれかの工事を行おうと思えば施工のために足場組みが必要になります。
マンションや施設などで修繕用の養生シートが張られている光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
一般の方からすると塗装工事や足場工事は滅多にないものと思われがちですが、意識して街並みを見てみると塗装工事や足場工事は身近に存在しているのです。
そして株式会社すまいるはこのような塗装工事や足場工事を得意としており、特徴として自社の資材を使って自社の職人による施工を実践していることがあります。
ひと昔前は職人の態度や技術について寛容な時代もありましたが、昨今では職人の技術や仕事中の態度に大変厳しい目が向けられています。
また安全対策についても常に高い基準も求められるようになっています。
そのため、株式会社すまいるでは自社の足場資材を使い、信頼のできる自社職人での施工を行っていくことで、価格を抑えて高い水準でのサービス提供が実践できるようにしているのです。
自社の組織力をどうやって高めるか?
株式会社すまいるの社員はまだ20代のメンバーも多く、素直で物覚えがいいメンバーが揃っていることが特徴にあります。
足場工事や塗装工事の職人として日々良質で丁寧な施工を実践しているのです。
現在、株式会社すまいるでは代表である石井氏が主に新規開拓営業を行い、その施工を社員である職人の方々が行っています。
しかし、そのやり方では石井氏は新規営業ができるようになっても、他の社員はいっこうに成長することがなくなってしまいます。
今しっかり教えればそれを吸収してもっと幅広い仕事ができるようになる
それによって会社としてもっと価値の高いサービス提供ができるようになる
そう考えた石井氏は、株式会社すまいるでは「俗人的なサービス提供ではなく会社全体でより質の高いサービス提供を常に行える組織を構築していきたい。」と考えるようになりました。
また会社としての組織力を高めるためには、「社員全員に将来の目標を持って仕事に取り組んで欲しい。」とも考えました。
- 「自分がすまいるをこう変えていく!」
- 「こんな取り組みが出来たら会社はもっと良くなる!」
- 「この目標があるから自分はすまいるで働いている!」
社員全員がこのような意識を持つことで各々の仕事の活力になり、またそれを継続していくことで会社全体の組織力向上に繋がると考えているのです。
どうやって社員と意識を共有していくか
このような考えを持っている株式会社すまいるですが、石井氏は「どのように社員全員と意識共有を行っていくか?」ということで悩んでいました。
自分の目指している会社像を社員にも理解してもらって、社員が持っている目標も会社としてサポートしていく。
そして会社全体が一丸となって日々成長していく。
石井氏としてはこのような理想の姿を描いているのですが、それをどのように実現すれば良いのか課題に感じていました。
社員全員から意見を出し合う! そしてその意見を共有していく!
そこで石井氏が出した解決策は、社員全員が参加の上、各自が考えている課題や目標をアウトプットする場を設けるということでした。
各々が現在の会社に足りないものや将来目指していくべき姿について意見を出し合うことにしたのです。
経営的な意見もあれば、現場目線での意見もあります。
営業の課題もあれば、人事の課題や、施工技術の課題もあります。
トップダウンで指示をしているだけでは決して分からない現場ごとの課題や考え方を、社員全員を交えた意見出しを行うことによって洗い出していったのです。
これにより会社として将来どのように成長していきたいかや、石井氏として社員に求めていることを共有することができ、また社員の方々が抱えている問題も会社として把握することができました。
こうして会社と社員が同じ方向を目指す土台ができていったのです。
今では職人で現場しか知らなかった社員が施工だけではなく新規営業を行えるようになったり、各拠点に事務所をつくり、その拠点の所長になることを目指して今日も取り組んでいます。
IB’sEYE:社員全員を巻き込んだ共有!会社全体で成長する意識が強いことが強み
株式会社すまいるの強みは社員全員が会社を良くしていこうと考えることができている環境にあると思います。
会社と社員が同じ目標を目指して日々成長していく。
正に「言うは易し、行うは難し」と言えるのではないでしょうか。
組織構築の問題はどこの会社も抱えており簡単な問題ではないと思いますが、株式会社すまいるは上記の取り組みによって一枚岩の組織構築ができているのだと思います。