生命保険営業を辞めて良かった？辞めた人のリアルな声を調査

「生命保険営業を辞めて良かった」という声を聞くことがありますね。
ノルマがきついからですとか、結婚や子育てと両立が難しいからですとか辞めたかった事情は人それぞれではありますが、実際に辞めて良かったのかどうか、気になりますよね。

生命保険営業の主な仕事内容は？

保険営業は個人や法人のお客さんに対して保険商品の説明をし、保険の加入、契約のお手伝いをする仕事です。
保険はお客さんのライフプランに大きく関わる重要な契約。

そのため取り扱う商品について細部まで誤りなく説明できるよう知識を身につけることはもちろん、お客さんの人生の不安、生活の実態に親身に寄り添う気持ちが必要です。

生命保険業界には外資系企業と国内企業とがあり、その二つは仕事内容に大きく異なる点はありませんが、自社の保険商品だけを扱う企業か複数の会社の保険商品を扱う企業かでは案内や営業の方法が異なります。

どちらもお客さんとの信頼関係を築き、一人一人の人生設計に最適な保険のプランを提供できるスキルが求められます。

やりがいもあり、保険や資産運用などの身につけた専門知識は自分自身の人生にも活かせるためメリットも多いですが、その反面やはりお客さんにとって重要な契約となるためクレーム対応やアフターフォローなどにあたることもあり、責任も伴う職業です。
成果が収入に反映されやすくノルマが多いといったイメージもあることから、保険営業への就職をプラスに捉えられない方も多いようですね。

生命保険営業を辞めて良かった？辞めた人のリアルな声

実際のところ、生命保険営業の仕事はノルマがあったりプレッシャーが大きかったりと、働く方にとってきついものなのでしょうか？

以前大手の生命保険会社で働いてたけれど辞めた、という方のリアルな声をもとに、生命保険営業を辞めて良かったのかどうか考えてみましょう。

 

「店舗ごとに売り上げ目標が設定される会社もありますが、私が働いていた生命保険会社は個々に目標があり、ノルマというイメージでした。達成しないと課長から詰められ、みっちりロープレ、そしてアポイントやスケジュールを徹底管理されたりと、精神的なプレッシャーが大きかったです。別のメーカー営業に転職した現在は、その時猛特訓したロープレやアポイントを取るコツなどが身についており役立っています。働いた経験は自分の中で大きな糧となりましたが、数字に押しつぶされそうになるとパフォーマンスが土落ちてしまうタイプだったので、私自身は辞めて良かったと思っています。(岐阜県 20代後半 女性)」

 

この方の場合は個人目標がきっちりと毎月設定されていて、ノルマを達成できなかった時の負のイメージが強く残っているようですね。
しかし実際に生命保険営業として働いていた頃に培ったスキル、経験は今の営業職にも活きているといいます。

生命保険営業を辞めて良かったという方の実際の声の中には他にも

「休暇を取って結婚、出産をしたあとにこの過酷な環境に戻ってくる自信がなかったので結婚を機に辞めて良かった」

という声や

「成績が悪い月に周囲に保険に興味がないか苦し紛れに声をかけてしまったりして友達をなくしたから辞めてそういった数字に追われる毎日から解放された」

という声も。

しかし中には

「生命保険よりも損害保険の業界に興味が出て転職をした。生命保険営業の知識と経験があったから通用する部分もあり、得たものは大きい」

と生命保険会社での経験をかけがえのないものと感じている方や

「担当企業に馬の合わない人がいて、担当を変えてもらったらなんのストレスもなくなった。保険営業という仕事が悪いのではなく環境の問題という単純なケースもあるので相談してみては」

という声もありました。

続けることで、これまで契約してくださったお客さんからの紹介が繋がっていき、給与やボーナスが飛躍的に上がっていったというベテラン営業の方も多くいます。
信頼関係が重要な業界だからこそ、信頼してもらえた時のプラスの力も強いものです。

続けるも辞めるも自分次第ですが、辞めて良かった人の意見だけでなく続けて良かった人の意見も参考にしてみるといいかもしれません。

まとめ

生命保険営業を辞めて良かったという方の声をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか？
現在、生命保険営業として働いていて転職を考えている方は、共感できるポイントもあるかと思います。
今の会社で培った専門知識をより深めて成長するもよし、環境を変えて今までに得た経験を他の営業に活かすもよし。
自分自身が後悔しないよう、辞めて良かった人、続けていて良かった人双方の意見を加味して意思決定してみてくださいね。