世界的に見て高齢社会が進み、労働人口の減少を懸念される声が多い日本において、やはり高齢になってもイキイキと働く人たちが増えることは、日本経済にとって非常に重要な課題に対する一つの解決策となっていくと予想されます。
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高齢者雇用に関する制度改革と企業の捉え方
2021年4月に改正高齢者雇用安定法が施行され、企業側は65歳までの雇用確保義務、及び70歳までの就業確保が努力義務となりました。
企業としても、定年延長の検討や高齢者の再雇用など就業確保に向けて動き始めていくことが求められています。
ただし、社会人経験が豊富な65歳以上の方でも、誰しもが企業にとってプラスになるとは限らないと考えている企業の人事は多く、各社雇用継続や再雇用をする際は、冷静に厳しくジャッジしていることが多いのです。特に、社外の人と仕事を進めながら社内とのコンタクトも重要となる営業職で求められる65歳以上の人はどんな人なのでしょうか。今回は条件を3つお伝えしていきます。
65歳を過ぎても営業の仕事をするために大切な3つのこと
65歳を過ぎても企業にとって必要とされる人材になっておくことは非常に大切です。「元役員/部長として」「残ってやっている」というマインドでは企業から見ても扱いにくく敬遠されるでしょう。逆に、人間力を存分に発揮することで重要な人材として重宝される可能性もあります。
65歳を過ぎても働くにあたり、企業にとっても営業マンにとっても大切なことは下記の通りです。
- 目線の低さ
- 現場力
- 問題解決力
それぞれ、営業であればどうか、という視点で解説していきたいと思います。
① 目線の低さが65歳以上の営業マンに大切なワケ
経験豊富、かつ役職について仕事をしてきた65歳以上の人は、どうしても「過去」を持ち出しがちな傾向があります。「以前○○会社にて営業本部長をしておりました」「営業歴○年でマネジメントを長年しておりまして」というような口癖がある場合は要注意。過去の経歴で仕事をするのではなく、担当者として相手の目線と同じ高さで、現在できることは何か、貢献できることは何か、を考えて仕事をする人が求められています。
その上で、壁に当たっている若手社員を見たときには、上から目線でアドバイスをするのではなく相談に乗るようにすると、信頼関係が構築できるでしょう。
② 現場力が65歳以上の営業マンに大切なワケ
マネジメント歴が長い人は要注意です。65歳以上の営業マンは基本役職なしの現場で仕事をすることとなる可能性が高いため、営業の業務の基本からこなせる力を求められます。
アポイント取り、資料作成、商談、クロージング…といった基本業務は、昨今デジタル化が進んでいる分野でもありますので、後れを取らぬように学んでおくことが重要です。
現場での対応力に、これまでの経験が活きる場面も多いと思いますので、新しく学ぶべきところを学び、経験をうまく活かす、そうすることで現場力を発揮できる人材になるでしょう。
③ 問題解決力が65歳以上の営業マンに大切なワケ
問題解決力は、まさに経験が活かされる部分と言えるでしょう。
例えば、商談が難航した時に、現状を正確に捉えて課題の根幹がどこにあるかを洗い出し、商談成立に向けてアクションを行い、粘り強く取り組む姿を見せること、またそうした成功事例を率先して作っていくことは大切です。問題解決力がある経験豊富な営業マンとして重宝されるようになるでしょう。
ここで大切なのは、過去の経験を振りかざすことなく、解決に向けた糸口として過去の経験を活かすことです。まさに、人間力の見せ所と言えます。
まとめ
今回は、65歳以上になっても企業から必要とされ、大切にされる営業マンの要素をお伝えしました。いかがでしたでしょうか。
人間力を発揮して、ぜひ企業からも様々な年代の社員からも重宝されるシニア営業マンを目指しましょう。