世界の中でも、日本は高齢化が最も進んでいる国の一つであることは知られています。
国としても、2021年4月に改正高齢者雇用安定法が施行され、企業側は65歳までの雇用確保義務、及び70歳までの就業確保が努力義務となりました。
企業としても、定年延長の検討や高齢者の再雇用など就業確保に向けての動きを始めており、率先して70歳までの雇用確保を進めている大手企業も増えてきました。
では、70歳をとうに超えた80歳以上の人でも営業マンはできるのでしょうか。
実際、80歳以上で就労している人は約8%と言われており、比率としては少ないものの、まだ社会で活躍している人も多くいます。
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80歳以上の営業マンにとって大切な4つのこと
80歳以上で現役営業マンをしている方々の特徴から見えてきた、企業にとっても営業マンにとっても大切なことは下記の通りです。
- 仕事が好きなこと
- 現場力があること
- 問題解決力があること
- 健康であること
順にぞれぞれ見ていきましょう。
① 仕事が好きなこと
まず、ライフワークとしてやっていくのであれば、営業の仕事が好きであることが非常に大切です。働く目的が何かは別として、営業マンとして働くこと自体が「楽しい」「充実している」「やりがいがある」と感じる、つまり営業の仕事を好きと感じる気持ちがあることが、続ける秘訣と言えるでしょう。
定年を過ぎると収入はカットされますし、仕事のモチベーションを保ちながら働き続ける上は、仕事が好きだと自覚していることは非常に大切です。
② 現場力があること
管理職のまま営業を行うケースは稀で、80歳を超えた営業マンは、担当エリアや業界に対して、社内外の人たちとしっかりとコミュニケーションを取りながら業務を遂行することを求められます。つまり、営業実務を現場でこなすことができる人が求められます。
過去の経歴を振りかざすことなく、時に若手社員と組みながら、現場で活躍できる人が80歳を超えても現役で活躍しています。過去に企業で役員や部長クラスで活躍してきた人でも、その過去を表に出しすぎることなく謙虚でいることも特徴といえるでしょう。
③ 問題解決力があること
現場で営業活動をしている中で、様々な課題や壁に直面することも多くあります。そこが、80歳を超えた営業マンの腕の見せ所ではないでしょうか。一見複雑な課題であっても、問題の本質を捉えて解決へ導く力は、数多くの経験が活きてくるでしょう。取引先との調整はもちろん、社内調整も関係する問題解決であれば、若手社員にとっても良い影響をもたらすこととなり、ひいては人材育成にもつながります。
④ 健康であること
仕事の基本でもありますが、やはり年齢を重ねれば重ねるほど体は資本である、と実感する場面が増えていくかと思います。実際に80歳を超えて仕事を続けている人は、自身の健康状態と向き合い、持病の有無に関わらず自己管理を行っている人ばかりです。
特に営業マンは外出する機会も多いですし、取引先とのアポイントをスケジュール通りこなすためにも、心身共に健やかでいることはベースとは言え簡単なことではないのと同時に非常に大切なポイントです。
まとめ
世界有数の高齢社会である日本において、80歳を超えて営業の仕事を続けるために大切なことを、今回は4つのポイントで解説しました。いかがでしたでしょうか。ぜひ、これから定年を迎えた後も働き続けたい営業マンも取り入れてみてはいかがでしょうか。