他の職業と比べて給料が高く、キャリアアップにも繋げやすい営業職。
営業職は求人数も多く、未経験でもキャリアをスタートできることから、これから営業職として就職・転職をしようと考えている女性の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なんとなく営業は男性が多いというイメージがあっても、具体的にどのぐらい女性がいるのか気になりますよね。
営業職の男女比はどの程度なのでしょうか。
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営業職の男女比はどのくらい?
結論から申し上げると営業職の男女比は男性が83.6%、女性が16.4%です。
上記の割合は総務省の労働力調査(2016)の調査結果をもとに算出したデータになるので、かなり正確な値と考えて良いと思います。
参考:平成28年 労働力調査
最新の労働力調査(2022)では男女ごとのデータが公開されておらず営業職の男女比は不明ですが、女性の進出が増えていることを考慮すると現在は2016年よりも、もう少し営業職女性の比率が上がっているでしょう。
また、営業職に女性が少ない理由としては、事務職などと比べて労働時間が長く、定時上がりがしにくい=”家庭との両立が難しい”ことが原因だと思われます。
業界ごとでどれぐらい男女比がちがうのか?
まず全体に共通して言えることは営業職は男性の方が圧倒的に多いということです。
男女比の目安としては女性営業は10人に2人くらいですね。
ただ、業界によっては女性営業職が多いこともあります。
たとえば、生命保険業界は女性が圧倒的に多く「ほとんど女子校だった」と答える人もいるほど女性が中心の職場です。
他にも、筆者の大学時代の営業職に就いた同期(女性)は生命保険業界か、食品・美容・アパレル業界に就職したケースが多かったように思います。
実際、新卒で入社したメーカー営業では同期20人のうち女性は3人ぐらいでしたし、友人の職場でもそれぐらいだったようです。
先ほどの労働力調査にもあった”女性営業は営業職全体の16.4%”というのは思っている以上に正確な割合と言えるかもしれませんね。
女性営業が多い業界はどこ?
基本的には男性の方が多い営業職ですが、業界によっては女性の方が多いケースもあります。
中でも圧倒的に女性営業職が多いのは生命保険業界でしょうか。
男女比としては、”生命保険業界のおよそ8割が女性”営業職だと言われていますね。
女性が多い理由としては給料が高く、生命保険といえば女性というイメージがあるというのが大きいのではないでしょうか。
大手であれば福利厚生の充実、女性の働きやすい環境が整っていることなども挙げられると思います。
その他の業界ですと、アパレル・食品・美容・ブライダル関係は他の業界と比べると女性の営業も多い印象があります。
ただ、会社によっては男性が多いケースもありますし、「この業界だから女性が多い」と一概に言えないのも事実です。
あくまで目安として捉えておきましょう。
まとめ
今回は「営業職の男女比はどのくらい?」をテーマに、最新データを調査した結果をご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
営業職の男女比は、男性84%に対して女性16%ぐらいです。
生命保険業界やアパレル、ブライダル、美容などの一部業界では女性営業職が多い場合もありますが、基本的には男性の方が多い職業であることは間違いありません。
業界ごとである程度の傾向はあるものの、会社によって男女比はさまざま。
まずは狙う業界を決め、その上で就職前にしっかりと面接の場で男女比を確認した方が確実だと思いますよ。