リスティング広告(グーグルアドワーズ)の長い歴史の中で、毎年たくさんの機能が盛り込まれてきたことで、
設定方法がとても複雑になってきました。
リスティング広告を長年使っている方でも、全ての機能をきちんと使いこなしている方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、リスティング広告の設定の中でも、費用対効果を高める上で重要なキャンペーン設定の方法をご紹介します。
キャンペーン設定を使いこなすことで、他社よりも有利に広告運用を行うことができるので、是非参考にしてみて下さい。
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リスティング広告の最適な予算を設定する
予算配分の基本は、平均コンバージョン単価が低いキャンペーンに多くの予算を配分し、逆に
平均コンバージョン単価が高いキャンペーンへの予算配分は減らします。
そうすることで、効果の高いキャンペーンに広告費を使うことがでいるため、
効率的にコンバージョンを獲得することができます。
リスティング広告の配信時間帯を設定する
多くの企業は、大企業のように1年間で何千万円もリスティング広告費を使うことはできません。
そのため、検索ネットワーク広告を配信する時間帯を制限し、多くのコンバージョンを獲得できる
時間にのみ、広告を集中的に配信することができます。
配信時間帯の設定方法は、「キャンペーン」から「設定」タブを選択し、詳細設定欄の
「スケジュール: 開始日、終了日、広告のスケジュール設定」を選択することで行うことができます。
広告の配信時間帯によって上限クリック単価を引き上げる
AdWordsのレポート機能を使って、コンバージョン数が多い時間帯を調べ、その時間帯の
上限クリック単価を引き上げることもできます。
ちなみに、更に細かく設定を行いたい場合は、AdWords Scriptを使用することで実現できます。
広告を配信するターゲット地域を設定する
キャンペーン毎に広告の配信ターゲット地域を細かく指定します。
全国に展開しているサービスの場合、全国で同じ広告文を使用するより、
ターゲット地域ごとに広告文やランディングページを設定することで、より高い効果が見込めます。
「キャンペーン」の「設定」タブの中にある、「ターゲット地域」から設定できます。
デバイス毎に上限クリック単価を調整する
パソコンやスマートフォンなど、デバイス毎に上限クリック単価を設定します。
「フルインターネットブラウザ搭載のモバイル端末」とはスマートフォンを指しており、
パソコンよりもスマートフォンの方がコンバージョン単価が高い場合は、入札単価調整費を引き上げます。
キャンペーンの「設定」タブ内にある「モバイルの入札単価調整を変更 」から設定可能です。
終わりに
いかがでしたか?
既に行っている設定もあれば、知っていたけど行っていない、もしくは初めて知った設定もあったのではないでしょうか。
これらの設定の他にも、設定することで成果を出せる手法がありますので随時追記していきます。