長引く経済の不安定化で新卒入社数を削減あるいは見送る会社、定年や早期退職した後の人員補充に正社員ではなく外部委託で経費節減をする会社が増え続けています。
働く側の意識にも変化が起こり、営業職には就きたいけれど、正社員でサービス残業に追われ心身ともに疲弊していくよりも、自分が思う条件に近い仕事ができる派遣社員に魅力を感じる人が出てきました。
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派遣社員の営業職の内容
それではさっそく派遣社員の営業職の内容や時給相場についてご紹介していきたいと思います。
※1から4までは外勤営業、5は内勤営業の解説になっています。
1.新規営業
新規営業はこれまで取引がない企業・個人客に商材を紹介して新規契約を獲得するスタイルの営業です。
電話やメールでアポイントを取ってから訪問する方法、アポイントなしに訪問する飛び込み営業とあり、どちらになるかは派遣先によって違うので要確認です。
2.ルート営業
ルート営業はすでに取引をしている企業・個人客に新商材を紹介してこれまでの商材にプラスして契約を獲得もしくは既存の商材から新商材への見直しを促し契約を獲得する営業です。
前任者の顧客を引き継いで営業するケースがほとんどです。
3.企画営業
企画営業は営業先企業の課題解決・方向性の修正・業績向上の方策を企画立案し、「企画・戦略」を商材として販売する営業です。
(イベントの企画を販売する場合は運営業務も含むことが多いです。)
すでに取引をしている企業からの問い合わせに対する対策提案に加え、これまでに取引がない既存と同種の企業への商材販売、取引したことがない業種が抱えている問題点の解決策を提案して新規顧客の開拓をするといった仕事内容です。
4.ラウンダー
ラウンダーは有形商材の取引先店舗で売り場の陳列改善・販促物設置・在庫管理および新商品の提案と新規取り扱い契約を獲得する営業です。
5.テレマーケティング
テレマーケティングはこれまでに商材の資料請求・購入があった企業・個人客に新商材の紹介をして契約を獲得するスタイルの営業です。
通常業務の内容は、派遣社員の営業職と正社員の営業職でそれほど変わりはありません。
ただし、契約数のノルマが正社員ほど厳しくない会社がある一方で、ほぼ同じノルマを課せられる会社がある点に注意して派遣先を選ぶようにして下さい。
派遣社員の営業職の平均時給
全国平均は時給1500円前後となっています。
1日8時間勤務、1週間5日出勤、月間20日出勤と考えると月給は24万円ほどになりますね。
内勤営業は平均より時給が低く設定されていることが多いです。
派遣社員の営業職のメリット・デメリット
続いて派遣社員として働く営業職のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
メリット
- 残業が少なく時間に余裕が持てる(時短勤務が可能な派遣先もある)
- 自分のキャリアや得意分野を活かせる職場で仕事ができる
- 大きな責任を問われる業務が少ない
- 契約外の仕事を割り振られた場合などに登録している派遣会社にフォローを依頼できる
デメリット
- 同企業の同部署での勤務は最高3年までと上限が設定されているため必ず転職がある
- 時給制なので祝祭日が多い月は減収になる
- ボーナス・交通費の支給がないことがある
- 派遣先の業績悪化や部署統廃合により契約期間内でも契約打ち切りに合うことがある
まとめ
今回は派遣社員の営業職の仕事内容と時給相場、メリット・デメリットを全て解説しました。正社員と派遣社員の営業職で仕事内容に差はありません。時給制で祝祭日が多いとその分月収が減るという難点はありますが、残業が少なく、派遣先で問題があった際に派遣登録をしている会社にフォローをしてもらえるなど融通がきくのが派遣社員のよいところです。仕事とプライベートのバランスが取れる派遣先を見つけて下さい。