銀行に行くと、窓口の担当の方が預金や振込などの手続きをしてくれます。
一番身近な銀行のお仕事は窓口での業務だと思いますが、銀行にも「営業マン」が存在します。
銀行の営業マンってどんな仕事をしているんだろう?と知らない方が多いのではないでしょうか?
また、銀行の窓口は15時には閉まってしまいますが、その後はどういった業務を行っているのか、残業は多いのか?なども気になりますよね。
特にこれから銀行に就職、転職したいと考えている方は残業時間や仕事量が気になるところですよね。
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銀行の業務や銀行営業マンの仕事内容は?
まずは銀行の業務、銀行営業マンの仕事内容について簡単にご紹介いたします。
銀行の業務はざっくり以下の3種類に分けられます。
預金業務
個人や法人などの預金者から資金を預かり管理する業務。
預金者から預かったお金(預金)を貸出等に運用し、生まれた収益の中から利息として預金者に支払います。
金融機関のメイン業務となっています。
普通預金、貯蓄預金、定期預金、当座預金、通知預金、納税準備預金など様々な種類があります。
融資業務
資金を必要とする顧客に対して銀行が預金者から預かったお金を貸し出す業務。
こちらも銀行の主要な収益源の1つです。
融資業務は市場にお金を循環させる機能を持っており、日本経済を活性化させるための重要な働きをしています。
為替業務
振込、送金、口座振替、代金取立など、代金支払や金銭授受を行う業務。
現金を移動させることなく口座間の資金移動を行います。
国内(日本円)の取引を対象とする「内国為替業務」と、外国(外貨)の取引を対象とする「外国為替業務」の二つがあります。
また、銀行の営業マンの業務は大きく以下の2つに分けられます。
個人営業(リテール営業)
個人を相手に資産運用や商品を提案し販売する業務です。
保険、投資信託、住宅ローン、教育ローンなど様々取り扱いがあります。
住宅ローンは個人向けの貸付の約9割を占めると言われています。
法人営業
法人である会社にお金を貸したり、会社の資金運用を提案したりといった業務です。
融資が主な業務内容になります。
企業が長期的に成長できるよう金融に関する知識やアドバイスを経営者や事業主に行い、提案をします。
銀行営業マンはどのくらい残業がある?実際に働いている人のリアルな声
続いて銀行営業マンの残業はどのくらいなのか、お伝えいたします。
まず銀行は一般的に8時30分から17時が定時となっているところがほとんどです。
昼休みは交代制で1時間ありますが、窓口や事務の人は忙しいのでほぼフルに取れず30分ほどで戻ってくることが多いんだそう。
営業は外回りしている方もいるので休憩は好きに取れますが、営業も忙しいので基本的に1時間丸々は休憩を取っていないといいます。
銀行は15時で窓口が閉まりますが、ご存知の方も多いと思いますがその後も業務があります。
まずその日一日のお金の計算があっているのかどうかを最優先に確認します。
お金がピタリと合うまで計算を繰り返し、合わない場合はその原因を究明します。
お金の計算が完了したあとその他の業務に入っていきます。
本題の残業についてですが、銀行は基本的にサービス残業はありません。
残業した分はしっかり残業代が支給されます。
毎日1時間以上サービス残業があるなんてことはまずなく、三六協定という就業時間に関する決まりをしっかりと守っている銀行がほとんどです。
金融庁の管理が厳しく、度を超えるサービス残業があったりすると内部告発される可能性もあります。
昔はサービス残業も多いというイメージがありましたが、現在はとてもホワイトな職場環境であると言われていますね。
実際に働いている人のリアルな声を調査したところ、銀行マンの残業時間は月に20時間を切るか切らないかくらいのようです。
営業や融資業務の担当者はやはり残業時間は多い傾向にあるようですが、それでも月に30時間もないくらいだそうです。
基本的には遅くとも19時、20時には帰宅しています。
職種、業務によって残業時間は多少異なりますが、銀行営業マンの残業時間は国の労働基準に則った適正時間であり、サービス残業はほぼなく残業した分だけ残業代が出るということです。
まとめ
銀行の業務や銀行営業マンの仕事内容、残業時間などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
「お金の計算が合うまで帰れない」というイメージは正しいようですが、サービス残業は基本的になく、残業時間も適正時間に収まるようきちんと調整されているようです。銀行営業マンは融資業務などがあり忙しい職種に部類にされますが、月に30時間ないくらいなので一般的な企業の営業マンよりは残業は少ない傾向にあるようです。