営業訪問をした後にやるべきことのひとつに「お礼メール」があります。
人によっては「お礼メールを送るなんて会社で教えてもらっていない!」という方もいらっしゃるでしょう。
状況によっては必須ではないですし、教えてもらえる機会は実は少ないものの、お礼メールを送る・送らないではクライアントの印象がガラリと変わるんです!
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【お礼メールの基本】この3つを守りましょう!
お礼メールの書き方の前に、基本の3項目を意識していきましょう。
具体的には下記の3つです。
- 24時間以内に送る
- 件名にお礼・社名・氏名を入れて簡潔に
- メール送付前にメールアドレスを「株式会社〇〇 △△様」で登録
1つ1つの項目を具体的に見ていきましょう。
①24時間以内に送る
24時間以内の理由は自分の存在を相手の記憶に残すためです。
人は1日経つと67%忘れてしまう生き物と言われています。
相手によっては、1日に何人もの人と会話する多忙な方であれば、1日以上立つと残念ながら記憶に残らないだけではなく「今更送ってきたのか」と悪印象を与えかねません。
また、早ければ早いほど良い印象を与えるだけでなく「この人は仕事できる人かもしれない」と思わせることができます。
帰社後になるべく早く送りましょう。
②件名にお礼・社名・氏名を入れて簡潔に
簡潔だと、礼儀がなってないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、「一読で何のメールなのか」を相手に理解させることが大事です。
商談相手によっては1日に何十件、何百件とメールが来る方もいるでしょう。
そのメールの中で埋もれないためにも、
件名は 本日の御礼【 株式会社□□ 自分の名前 】だけで充分です。
③メール送付前にメールアドレスを「株式会社〇〇 △△様」で登録
こちらはメールソフトによっても異なるのですが、自分が登録したメールアドレスと表示名が相手にも表示されることはご存知でしたでしょうか?
受け取ったメールに「株式会社〇〇 △△様」と表示されたら、相手がそのようにきちんと登録にも敬意を表してくれていることを知って嬉しいと感じる方は多いでしょう。
また、即時に登録することで今後のメールのやりとりもスムーズですので、メールアドレスの登録はいただいたらこまめに行いましょう。
【ケース別】お礼メールの書き方
ここからは本題のお礼メールの書き方をご紹介します。
ケース別でご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
<CASE1> 基本のお礼メール
件名:本日の御礼【 株式会社□□ 自分の名前 】
本文:
株式会社〇〇
△△様お世話になります。
株式会社□□の自分の名前でございます。本日はお忙しいところ、お時間を頂戴しまして誠にありがとうございました。
貴重な機会をいただけたこと、そして△△様とのご縁に深く感謝申し上げます。ご紹介させていただきましたサービスにつきまして、ご不明点等ありましたらお気軽にご連絡くださいませ。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
自分の名前
上記のように5行程度の短文で完結できるようにしましょう。
また、件名と同じく、「一読で」感謝の思いが伝わるかどうかに気配りをしましょう。
<CASE2>商談を経て持ち帰った課題がある場合のお礼メール
件名:本日の御礼【 株式会社□□ 自分の名前 】
本文:
株式会社〇〇
△△様お世話になります。
株式会社□□の自分の名前でございます。本日はお忙しいところ、お時間を頂戴しまして誠にありがとうございました。
本日、議題に上がりました下記項目について、期日までにご回答させていただきます。
・■■■■■■ →今週末までにメールにてご連絡
・●●●●●● →△△様の上席の方の承認報告をもらい次第、3営業日以内に提出その他、ご質問等ありましたら遠慮なくご連絡くださいませ。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。自分の名前
口頭で合意したことを文字に残すことで、今後のやりとりをスムーズに行えるようにしましょう。
持ち帰った課題がある場合、相手と自分への相互のリマインドにもなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外とお礼メールを送らない営業マンは多いので、お礼メールで差をつけましょう。
メール作成の基本をしっかり抑えて、好印象を与え続けられる、デキる営業になりましょう!