ほとんどの企業では1日の業務を「日報」という形で報告しています。単なる報告業務で、面倒くさいと捉えられがちな日報ですが、きちんと活用できれば自分の評価を上げられることはもちろん、ビジネスパーソンとして成長するためのツールとしても有効です。
営業日報の目的は営業マンの行動管理であり、営業日報のを単なる事後報告書ではなく、収益に直結したものにするためにも、正しい書式が必要です。目的によって指示・指導するポイントが違ってくることも大切です。
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営業日報はなぜ必要なのか?古き慣習?日本の営業文化?
日々のルーティンになっている一方で、面倒な作業だと感じている営業マンも多いので「管理のための営業日報ならば必要ない!」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、営業日報を書くことが苦痛になっている営業マンがいる一方で営業日報を活用して高い成績をあげ続ける営業マンや営業組織が存在します。
では一体その違いは何なのでしょうか?
実は優れた営業マンは、日々の営業活動の記録に加え、活動を通じて認識した課題やその原因を記録し見直しています。
そしてのちの改善につなげて、着実に営業力をアップすることに繋げていきます。
仕事をしたら終わりなのではないのです。必ず振り返りが重要です。
売上が上がる営業日報の書き方とポイント
営業だけに留まらず、事務や現場の従業員、クリエイターや社長であっても仕事のやったらやりぱなっしで「後は野となれ山となれ」では、うまくいきません。
ブログ(社内掲示板)機能を活用し、日々、気づきを投稿している人もいます。
分析を行い、解決策を導いても、次のアクションに繋がらなければ意味がありません。
仕事の属人化(一人のスーパービジネスマンに依存している)状態は大変危険です。
やりがい搾取や名ばかり店長のように、企業が個人の能力に依存している体制は危険なので営業日報は貴重な社員から経営者へと組織のあり方を提案する数少ない大切な機会です。
仕事ができる人も、もっと色々な人とコラボレーションできればということは常に考えています。
しかしなかなか一人では振り返りは難しいもの。
周りの人たちと共有し、具体的な改善アクションを見出すことで、同じ課題に直面しても乗り越える道筋を立てることができます。
また売上などの数字からでは読み取れない情報として、顧客固有の特徴や情報があげられます。
そうした細かな情報を他に引き継ぐことがあった場合を考えてみてください。
そうした改善アクションに繋がるのは所感です。
単なる感想ではなく、PDCAサイクルを重視した改善アクションに繋がるよう具体的に数量的に記述するようにしましょう。
売上があがる営業日報の書き方(例文)
所感
Aさんに営業同行し、△社の売上が前年比13%アップしていることを知った。
前年と比べて、△社の商品は品揃えが増えるなど変化しており、必要なものへすぐにアクセスできるよう商品の分類分けがわかりやすいものになっている。
サプライチェーンの考え方を導入しているようである。
その点がカスタマーに支持されているのではないかと思うので、弊社でも改善できるよう周囲の意見を求めたい。
ただ起きた出来事をメモしておくのではなく、具体的な数字、その時感じたこと、なぜそう感じるのか、今後どういう改善が必要か検討する材料にすることが大切です。
まとめ
営業日報は、仕事をやりっぱなしにせずに丁寧に振り返り、次回の改善のために必要なPDCAサイクルの一環です。
営業日報には、社内でブログ形式で残すなどIT化している会社もあります。日々の気付きを報告し共有することによって、同じ課題に直面しても社内の仲間たちと乗り越える攻略法を見出すきっかけになります。