飛び込み営業をしてお客さんから理不尽な怒られ方をしたり、既存客でもトラブルが起きて、クレームやお叱りを受けたり相手からの反応が冷たくなったり。
そんな経験を繰り返すうちに「次もまた同じ目に合うかもしれない」と営業するのが怖くなっていませんか?
もし、営業の仕事が怖くて身動きが取れなくなっているなら、恐怖心について理解しましょう。
恐怖心の正体と正しく向き合うことができれば、きっと「営業」に対する漠然とした嫌悪感は解消されていきます。
怖いからと逃げてばかりでは勿体ないですよ!
ぜひこの機会に、営業からくる恐怖を乗り越える術を学びましょう。
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営業の仕事が怖い!その恐怖心の正体とは?
主な恐怖の原因として、以下の3つがあります。
- 失敗に対する恐怖
- 対人することへの恐怖
- わからないことによる恐怖
一つずつ解説していきます。
恐怖の原因1:失敗に対する恐怖
せっかく時間をかけて一生懸命作った資料を「こんなの要らない」と切り捨てられたり、
良かれと思ってしたことを否定されたりすると萎縮してしまうものです。
怒られるのが好きな人はいませんから、真面目な人ほど「次は怒られないように」と必死で準備します。
しかしそのような努力もつゆ知らず、上司は怒鳴ってばかり。
そうなれば、いつしか心がポッキリと折れてしまってもおかしくありません。
職場環境や顧客に問題がある場合もありますが、どんなに恵まれた環境でも失敗は避けられません。
「失敗は成功のもと」という言葉もあるくらいですから、失敗の捉え方で恐怖が和らぐ可能性はあります。
恐怖の原因2:対人することへの恐怖
飛び込み営業をしただけで怒鳴られたり、前回の訪問までは感じよく対応してくれたのに急に態度が冷たくなったり、無視されたりと。
相手からの拒絶を受けたことがトラウマになり、対人すること自体が怖くなってしまうこともあります。
狩猟生活をしていた時代、人間は協力し合うことでチーターやオオカミなどから命を守り生き延びてきました。
どんな理由であれ、対人関係で拒絶されることは死を意味していたのです。
そうした生存本能が今も引き継がれており、相手からの拒絶がトラウマになりやすいのです。
社交不安障害の自然治癒率は33%と言われており、放置しておくと一生ものになってしまう可能性もあるので、できる限り早い段階で向き合っておく必要があります。
恐怖の原因3:わからないことによる恐怖
不確実性は不安を生みます。
営業のような対人がメインになる職業では、人や状況によって取るべき行動や言動が変わりますし、なにしろ正解がありません。
基本を教えることは出来ても「具体的にどうするか」という部分は営業マン自身が見つけ出すしかないのです。
これが厄介で、先輩営業マンや上司は営業のやり方を教えていると思い込んで、出来なかった時に「なんで教えた通りにやらないのか?」と叱ります。
しかし、営業のパターンは膨大なので教えるというよりは、少しずつ自分なりの答えを見つけていくものです。
言われた通りにできないからと自分を責める必要はありませんよ。
なぜ飛び込み営業やテレアポは嫌がられるのか?
飛び込み営業やテレアポなどはお客さんから嫌がられることも多く、中には無視したり、怒鳴ったりするお客さんもいらっしゃいます。
日本人はNOと言われることに慣れていない方が非常に多く、誠実で責任感の強い人ほど、そのような否定的な回答を「自分のせいだ」と重く受け止めてしまいがちです。
しかし、自分の立場に置き換えてみてください。自分がたくさんの仕事に追われ、人に気遣う余裕もないほど忙しい時に「少しだけお時間をいただけませんか」と営業をかけられたらどう感じるでしょうか。
きっと、優しいあなたでも少しはイラつくのではないでしょうか。ましてやそれが、自分の知り合いでもなかったとしたら?
こうして一旦距離を離して考えてみると、拒絶されるのは「ごく自然なこと」だとわかります。
営業マンのみならず、どんな職業でも成功に拒絶はつきものですし、向き合わずに避けていたらどんどん苦しい状況に陥っていきます。
その状況から抜け出すためには、勇気を持って行動するしかありません。
営業の恐怖心の解消法
とはいえ、怖くて動けないのも事実だと思います。
拒絶に慣れるまでは「事前準備」に時間をかけましょう。人間は想定外の事態に弱いからです。
最悪の場面を想定したり、NOと言われた時に自分がどう反応するかを予め考えておくだけでも、かなりラクになるはずですよ。
世に出回っている「自信をつける」・「失敗に対する捉え方を変える」といったアドバイスも、長期的に見れば取り組んでいくべきです。
しかし、いきなりそれが出来たら苦労しませんよね。
まずは自分のできることから始めて、少しずつステップアップしていきましょう。
まとめ
今回は恐怖心の正体とその解消法についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
恐怖心は「失敗」や「対人恐怖」、「わからない(不確実性)」ことによって生じている場合がほとんどです。
飛び込み営業やテレアポをする営業マンは拒絶される機会も多く、心が折れそうになりますよね。
拒絶による精神的ダメージを減らすには、NOと言われた時の反応パターンを用意しておく、最悪の事態を想定しておくなどの「事前準備」が有効です。恐怖心を乗り越えて、営業というお仕事が好きになれれば幸いです。