昨今、さまざまなシーンで「AI化」という言葉が出てきています。
今後多くの人がAIによって仕事を失う時代が来ると言われているほどです。
人工知能の発展に伴い、雇用の状況がどんどんと変遷していっていますね。
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近い将来、営業マンが要らなくなる?
結論から述べると全ての営業職がAI化されることはないでしょう。
資料整理、文字入力などの作業系の仕事は容易にAI化されていくはずですが、営業職は対人関係の仕事となるケースが多く、AIでは一筋縄にいかないかもしれませんね。
ただし、AI化できる仕事内容もあります。たとえばみなさんはネット通販などでリコメンドから商品を購入したことがありませんか。
これまでの購入履歴などから、好みなどを解析し、その人が買いそうなものを巧みに勧めてきます。
これもAIの技術の進歩の賜物で、おそらく最も効率の良い営業の仕方です。
このように営業マンが全く介していなくても物が売れ、サービスが売れていく時代がもう既に始まっているということです。
それでは営業マンが必要ではなくなる根拠をご紹介しましょう。
インサイドセールスが主流となる
営業職と聞くと「訪問営業」を頭に思い浮かべる人がほとんどかと思いますが、これは「フィールドセールス」と呼ばれているものです。
「インサイドセールス」とは社内にいながら消費者にアプローチしていく営業手法です。
インサイドセールスの利点は、訪問の手間が一切なくなるということ。
たかが移動時間と思うかもしれませんが累計するとなかなかの時間になりますし、その移動時間を全て営業活動に注力できると効率もよくなります。
先ほど紹介したネット通販などもこのインサイドセールスの類に含まれており、これをAIに置き換えることで営業マン何人分の働きができるかと言われたら想像もつかないほどです。
フィールドセールスが減少し、インサイドセールスが増加傾向にあるアメリカではもう既に営業マンの数にも影響が出ていると言われています。
さらにそのインサイドセールスがどんどんAI化しているというわけですから、営業マンがいずれ必要なくなるかもしれないと言われるのにも納得できるはずです。
消費者の消費意識が変わった
これまで日本では、大量消費の傾向が見られていました。また、見栄の文化もあったため、大きなもの・高価なものを購入することでステータスを確保していたように感じられます。
しかし、昨今の若者の間ではそのような見栄の文化はあまり見られず、必要なものを必要な分だけ購入し長く使うような傾向があります。
自動車や住宅などはまさにその例に当てはまるでしょう。
これまでの日本では高級車を持っていること、マイホームを持っていることが大きなステータスとなっていました。
近年、都市部に住む人は自動車がなくても生活できるできる人もおり、わざわざ自動車を購入しない人や、家族でたまに出かける程度だからコンパクトカーで十分という人もいます。
住宅もまた然りで、マイホームを持つことに夢を抱いていた時代は収束し、駅近マンションを購入したり、古家を安く購入してリフォームする人もいます。
しかし、どの購入パターンも「お金がないから」というマイナスな理由による購入ではありません。それぞれ自分の生活や身の丈に合ったものを自ら前向きに選択しているのです。
営業マンはより高いもの、大きなものを売り込むノルマなどが課せられ、この時代に逆走していくことになります。それだったら、インサイドセールスに特化して、AI化させるのが効率のよい営業手法なのではないかとなるわけです。
まとめ
今回は営業職が近い将来要らなくなるのか、その根拠についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
昨今のIT技術は目にも止まらる速さで成長し続けています。
時代に合った営業方法を常に考え、見出し、AIに任せられるものは任せ、人間にしかできないものを営業マンが取り組むことで、結果として人件費や時間の節約になります。会社の成長を今狙うのなら、どこよりも早くこのAI化に着眼することが望ましいでしょう。
表題の営業マンが要らなくなるというワードにドキッとした人も少なくないと思いますが、AIにはどうしてもできない「心と心の繋がり」を作る部分で大いに活躍できるのが人の働きです。
補い合いながら働くような、人とAIとが二人三脚で営業をしていく未来もそう遠くないのかもしれません。