一昔前では、「営業マン=男性」の職業のイメージが強い傾向にありましたが、近年では女性の社会進出に伴い、女性営業マンの人数が増加しました。
しかし、直近では営業マンの人数が減少傾向にあります。
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営業マンの人数が減っているのはどうして?
総務省統計局の最新データによると、現在日本全国で営業職(販売従事者)として働いている人は、856万人と日本の人口の約1割近くを占めています。
一見多く見える営業マンの人数ですが、実はここ20年で減少傾向にあります。
ピークであった2001年の968万人を境として、右肩下がりの状態が続いており、この20年で、ピーク時よりも100万人も営業マンが少なくなっています。
「急減」の言葉がふさわしいほど、減少傾向が止まらない営業マンですが、その原因はどこにあるのでしょうか。
営業マンの減少の原因を詳しく解説
この20年で100万人もの営業マンが減少している日本ですが、なぜこんなにも多くの人数が減少してしまったのでしょうか。
営業マンが減少している原因は、下記の2つが挙げられます。
消費者の購入プロセスの変化
小売業でECサイトを持たない企業の方が少なくなるほど、現代では店舗以外にECサイトでの販売が普及しています。
家電製品などの生活必需品はもちろんのこと、生命保険など本来であれば営業マンから購入するようなサービスまでもがネットで購入・契約ができます。
ECサイトでの購入が普及したことにより、消費者は「口コミなどを通じて比較・検討→購入」と営業マンの介在が一切不要の購入プロセスに則ることが主流となりました。
この購入プロセスの変化が、営業マンを減少させており、結果として大企業を中心に新卒採用人数を減らしたり、大規模な早期退職を募ったりなど人員整理を引き起こしています。
営業マンの代替となるシステムの登場
テクノロジーの進化により、営業マンの代替となるようなシステムが次々と登場していることも、営業マンを減少傾向にさせた原因です。インターネットを閲覧していると、いきなりチャットボットが表示された経験をしたことがあると思います。
このチャットボットを初めとして、購入者のニーズの引き出し~プランの提案まで、システムが営業マンの代わりに営業活動をしてくれるようになりました。
このようなシステムには、人間よりも精度の高いAIが使用されています。
AIは機械学習により、どんどんと知識を吸収してくれるので繰り返しシステムを使用することで提案力も高まり、営業マンと遜色ない提案をすることが可能です。
今後もテクノロジーの進化が加速するにつれて、営業マンの介在が少なくなる可能性が高くなることが予想できます。
まとめ
今回は、営業マンの人数が減っているのはどうして?と題し、減少の原因を詳しく解説していきました。
いかがでしたでしょうか?
この20年で100万人も減少するほど、大きな減少傾向のある営業マンの人数ですが、その原因を探ると、消費者の購入プロセスの変化とテクノロジーの進化によるものだと判明しました。
とはいえ、営業マンの仕事は価値ある仕事であることには変わりありません。
今後、営業マンのキャリアを考える際には、取り巻く環境も視野に入れておくと良いでしょう。