「営業職は激務」というイメージを持つ人は少なくありません。
それもそのはず、離職率が高い職種として一番に挙げられるのが営業職だからです。
ただし離職率は企業や業界にもよるので、職探しをする場合は入念に業界を調査しておく必要があります。
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営業職が激務と言われる業界4選
それではさっそく営業職が激務と言われる業界を4つご紹介していきたいと思います。
訪問販売
個人を対象とした訪問販売は非常に営業が難しい業界と言われています。
初回訪問時は不審な目で見られてしまいますし、そこから信用を得て商談に持ち込むとなるとなかなか難しいものがあるでしょう。
言わずもがな成約となるまでの道のりは遠そうです。
訪問のたびに不審な目で見られてしまい拒否されてしまうストレスとなかなか成果に繋がらないストレスにより日々心が疲弊してしまうことが多い業界のようです。
テレアポ会社
電話でアポイントを取る仕事ですが想像するだけでも心が折れそうになる業務内容です。
1日500件ほど電話をし続け1人話を聞いてくれたら良い方と言われるテレアポを延々と行います。
うまくアポイントが取れれば達成感はひとしおですが、断られ続けると世の中から拒絶されているような気持ちになり、孤独感でいっぱいになってしまいがち。
加えてノルマを達成できていないと上司から詰められることもしばしば。
精神的にも厳しい業界であると言えますね。
不動産
お客様主義傾向がある不動産業界は激務な企業が非常に多いと言われています。
お客様のスケジュールに合わせてアポを取るため平日の夜遅くに商談を行うことも多々あります。
また、一つの契約を成し遂げるとインセンティブとして大きな報酬を得られるものの、ノルマを達成できないと低賃金となってしまう会社が多いため収入に波があるというリスクもあります。
給料を安定的にもらえないということは一定水準の生活が送れなくなるかもしれないリスクもあるということです。
そういった不安と背中合わせになりながら働くため、多少無理のあるスケジュールでも契約を取ろうと自分を追い込んでしまい、体調を崩してしまう人も多いようです。
百貨店や旅行代理店
上記の3種とは違って、消費者が顧客の業界はクレームが入ることが多々あります。
また百貨店や旅行代理店は世間の休日が稼ぎどきであるため周囲の人が休みの時に休みを取ることができません。
恋人や友人と休日を過ごせないことも苦痛に感じるかもしれません。
また、残業が多く激務のわりに給料が安い傾向にあります。
仕事量に対する給料が少なく、報われにくい仕事と言えますね。
ただサービス業はノルマがある会社とない会社とがあるため、ノルマに関する負荷は必ずしも感じるとは限りません。
5割が3年以内に辞めるって本当?
先に述べた4業界において営業が3年以内に5割の人が辞めているようです。
さまざまな課題や数字に追われることによる心の負荷はあまりにも過酷なのも現実です。
3年以内に辞めてしまうと職歴にも傷がついてしまいますし何とか避けたいものです。
そういった事態を防ぐためにもその会社の働き方の実態は入社前に念入りに調べておく必要があります。
事前にウェブサイトや口コミサイトで調べ、気になる点があれば面接や入社説明の際に聞いておくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。働き方改革が提示されてから、社会の流れも随分と変わってきているものの、未だに働き方に課題点を抱えている企業は多いです。今回はそのような傾向にある業界をピックアップしましたが、もちろんそれだけが全てではありませんし、上記の業界が全て課題を抱えているというわけでもありません。見極めるためにもしっかりとリサーチをして最新の社内の現状を把握しておくことが大切です。働きやすい環境で自分らしく働いていきましょう。