大卒の皆さんは新卒として自分に合った職業選びをする事になりますが、実は大卒から営業職になる人がとても多いことをご存じでしたか?
営業職に苦手意識を感じる方もいると思いますが、大卒から営業職になる人が多い理由を知っておくことで職業選びの選択肢が広がりますし、就職の成功率UPにも繋がります。
ぜひこの機会に知っておきましょう。
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大卒で営業職になる人の割合はどのくらい?
少し古いデータにはなりますが、文部科学省が行った平成15年度学校基本調査によると、大学生は文系が7割、理系が3割で構成されていることが分かります。
また、ダイヤモンドオンラインの記事によれば、文系の約7割が営業職になるようです。
要するに、大学生の半分が文系で、文系の70%が営業職ということですね。
ちなみに旺文社教育情報センターによると、全国の大学生は約291万人(2020年度)という調査結果が出ていて、そのうちの75%程度が就職しているようです。
ですので、毎年約76万人もの文系学生が営業職に就いているという計算になりますね。
数値にしてみると凄いですね。
理系からも営業職を志す学生がいるでしょうから、実際にはもう少し多いと思われます。
なぜ大卒で営業職になる割合が多いのか?
大卒で営業職に就く人が毎年なんと約76万人前後いそうだということは分かりましたが、なぜそれほどまでに大学から新卒で営業職に就く人が多いのでしょうか?
その理由は以下の3つがあります
- 未経験でも働けるから
- ビジネスの基礎を学べる職業だから
- 他の職種は募集人数が少ないから
一つずつ解説していきますね。
未経験でも働けるから
大卒で営業職に就く人が多い理由の1つ目は、未経験でも働けることです。
実際に求人サイトなどで営業職の募集要項を見てみると、多くの求人で「未経験歓迎!」という文言を目にすると思います。
営業職は基本的なビジネスマナーさえあれば未経験でも場数を踏めば何とかやっていけますし、離職者も多いので常に人手を必要としていて募集枠が空きやすいという特徴があります。
学生は専門的スキルを持ち合わせておらず、社会に出てから身につける人がほとんどなので大卒から営業職になる人は多いです。
ビジネスの基礎になる職業だから
大卒で営業職に就く人が多い理由の2つ目は、ビジネスの基礎になる職業だからです。
実は採用面接で営業職以外の部署を希望して就職しても、最初は営業職に就かせる企業も少なくありません。
理由は、「製品知識を付けさせるため・相手の気持ちを考え行動する力を高めるため」など企業によりますが、根本には社会人として必要なスキルを身に付けさせるという狙いがあります。
企業側からすると教育の場としても、人員確保の面からもメリットがあるので、結果として営業職になる人が増えやすいということですね。
他の職種は募集人数が少ないから
大卒で営業職に就く人が多い理由の3つ目は、他の職種は募集人数が少ないからです。
たとえばマーケティングや企画など専門性が高い職種は募集が少ない傾向にありますよね。
募集が少ない理由は様々だと思いますが、部署として必要な人数が少ない、離職率が低く募集する必要がない等が考えられます。
一方、営業職は離職率が他の職種と比べて高く、人の入れ替わりが激しい職種の一つです。
会社の利益と密接に関わる職種でもありますので常に人手を欲しています。
これまでにご紹介した理由と合わせても、営業職に就く人が増えるのは自然なことなのかもしれませんね。
まとめ
今回は大卒で営業職になる人の割合はどのくらいか?についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
文系だけでも約76万人もの学生が営業職に就いているようですね。
営業職になる人が多い理由としては未経験でも働ける、社会人の基礎スキルが身に付くなどが挙げられました。
営業職になりたくない人も増えていますが、実際は悪いことばかりでもありません。
ネットの知識は偏りやすいので、大学のOBOGで営業職に就いている先輩3人以上とコンタクトを取り、リアルな話を聞いてみましょう。