「ステップアップ転職を目指して転職をした後、「ボーナス」が支給されないことがわかり、慌てて雇用契約を確認した」
そんな話を聞いたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
政府が行っている毎月勤労統計調査の2021年度のデータによると、中小企業を含めた賞与支給率は約65%となっていることがわかりました。
一方で、1000名以上の社員がいる大企業では90%を超えているという実態があります。
そこで、営業職として転職を検討する際、ボーナスの有無はしっかりと確認しておくことが必要です。
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営業職のボーナスの一般的な考え方
ボーナスとは、基本的には業績に左右される賃金となります。
業績が良好な場合は良いのですが、悪い場合は支払い額が減少するのが一般的です。
基本給は、業績に左右されて大幅に変更されることはないため、業績による給与逼迫のリスクをボーナスで解消する、という考え方がベースとなります。
また、営業職の場合、個人の業績結果によりボーナスが左右する成果給の考え方を適合する企業がほとんどであり、ノルマを達成していない人に対してはボーナスを支給しない企業もあるようです。
では、実際ボーナスのない会社、営業職にはボーナスを出さない会社で働くメリットおよびデメリットを見ていきましょう。
ボーナスを出さない会社で営業職として働くデメリット
まずは、想像しやすいデメリットから解説していきます。
業績が悪いことが多く将来の見通しが不透明であること
ボーナスを出さないと決めているのか、業績が良くないため出せないのかで異なりますが、やはりボーナスを出ない会社は業績があまり良くない傾向が見られます。
今所属する会社もしくは転職を検討する会社の財務状況を最初に確認するようにしましょう。
また、今業績が良くないだけなのか、将来性を見通す必要があります。冷静に実績と今後の経営戦略をとらえることが重要です。
計画的な運用が必要となり貯金をしにくいこと
月々の収入をうまく貯蓄できれば問題ありませんが、ボーナスのようにまとまった金額の方が貯蓄に回しやすいのが実態ではないでしょうか。
また、レジャーなどまとまった金額が必要な出費の際にボーナスで貯蓄しておく習慣を作りにくいということも。
モチベーションコントロールが難しい
収入を得ることが目的でないとしても、やはりボーナスを得られると、会社への貢献が形となる実感につながりモチベーションが上がりやすいため、業績を伸ばしたいというモチベーションのコントロールが難しくなるでしょう。
また、会社の業績に対して収入が反映されないことで、自己効力感を得にくいでしょう。
営業職にボーナスを出さない会社で働くメリット
一方で、メリットがないわけではないので、認識を持ちながら総合的に現状および転職した際の状態をとらえ、どうしていくか判断するようにしましょう。
基本給が高いケースがある
ボーナスがなくとも、代わりに基本給が高く、年収にした場合大きく変わらないこともあります。
また、転職する際に基本給をベースに交渉する場合は有利に働くこともあるでしょう。
収入が安定する
基本給は大幅な削減は考えにくいため、会社の業績に左右されるボーナス額で年収が上下する可能性を考えると、年収額面に納得している場合はその水準を保つことが可能です。
まとめ
今回は、ボーナスを出さない会社で働いている場合、もしくは転職を考える際にデメリットとメリットを比較して、自身に合う働き方を選択するヒントをお伝えしました。
今現在不満な点がありデメリットを多く感じる場合はすぐに転職した方が良いかもしれません。
ぜひ判断基準にしてみてください。