営業断りメール作成のコツは？すぐ使える例文もいくつかご紹介します！

何においてもそうですが持ちかけられた提案や勧められた商品を断るのは何だか罪悪感のようなものを感じてしまうものですよね。口頭で断るのにも気を遣うのに、メールという表情も声のトーンも伝わらない言葉だけのツールではかなり慎重に文面を考えなければならず、文章作成で悩む方も多いと思います。

営業断りメール作成のコツは？

営業断りメールは以下の内容、構成を意識して文章を作ってみてください。

• 提案して頂いたことへの感謝
• 検討したが今回は「見送る」または営業の内容によっては「辞退」と言い換える
• 相手が納得できる理由を記載
• 提案を受け入れられないことに対する謝意

はっきり断っていても提案への感謝と断ることへの謝意が文中に含まれていると提案した側も気分を害しません。

すぐに使える！営業お断りメール例文

すぐに使える営業お断りメールの例文をシチュエーション別にご紹介します。
件名、冒頭、末尾に入れる社名等は除いていますので、実際に使う際は付け足してくださいね。

既存の取引先（パターン1）

平素より大変お世話になっております。

このたびは新規ご提案、誠にありがとうございました。
社内にて慎重に検討を重ねましたが、
現在のところ弊社では人員の不足により対応が難しく、
今回は導入を見送らせて頂くことになりました。

大変恐縮ではございますが、
事情ご賢察のうえご了承くださいますようお願い申し上げます。

既存の取引先（パターン2）

いつも大変お世話になっております。

このたびは新商品のご紹介、誠にありがとうございました。
社内にて慎重に検討をいたしましたが、
費用の面で折り合いがつかず、
今回は見合わせることになりました。

誠に申し訳ございませんが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

新規取引（パターン1）

貴社、ますますご清栄のこととおよろこび申し上げます。

このたびは新規お取引のお申し込みを頂き、
誠にありがとうございました。

お送りいただきましたご提案に関しまして、
貴意に沿い難く、残念ではございますが、
今回はご辞退申し上げたく存じます。

何卒事情ご賢察のうえ、
ご了承いただきますようお願い申し上げます。

新規取引（パターン2）

貴社、ますますご隆盛のこととおよろこび申し上げます。

この度は新規お取引のお申し込みを頂き、
誠にありがとうございました。

しかしながら、
弊社では現在新規商品を取り扱う余裕がございません。
貴社とのお取引を開始するには、
まだ時期が早いというのが現状です。

また機会がございましたら、ぜひともよろしくお願いいたします。

 

パターン1は改まった文面、パターン2は少し柔らかい文面になっています。
既存の取引先へのお断りメールは相手との距離感で文章の硬さを使い分けて下さい。

また、新規取引は今後自社と縁が持てそうかどうかで「またご縁がございましたらよろしくお願いいたします。」と付け足しましょう。

まとめ

営業断りメールの作成のコツと例文をご紹介いたしました。
断った商材が後に改良されてぜひとも欲しい商材になることもあれば、新規取引を断ったベンチャー企業が業界を席巻する企業に化けることもよくあります。今後縁がある可能性もありますので、関係に影響が出ないよう上手に断りたいもの。
営業断りメールの作成に困ったらぜひ例文を参考にしてみて下さい。