60歳で定年後も再雇用の形で65歳まで働けるシステムを取っている会社が増えていますが、まだ全ての会社が採用しているわけではなく、まだまだ働く意欲を持ちながら定年退職するしかない状況です。
これまでは全く畑違いの仕事をしてきたけれど、営業職に興味があった、魅力を感じていたので再就職先で営業職に就いてみたいと思い立ってはみたものの、60歳からでも営業職に就けるのか、雇用してくれる企業があるのかと悩んでしまうことでしょう。
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60代でも営業職になれる!
若い世代の人口減少は止まらず、経済低迷の折から社会経験のない新人を数年掛けて教育していく余力もないため、即戦力になる人材を求める企業は転職者の受け入れを加速させています。
そんな事情から、社会人経験が長く人生経験も豊富な、いわゆるシニア世代に目を向ける企業も出てきました。
50代以上は難しいと言われてきた転職・再就職も、今では60歳の定年退職者に門戸を広げて営業職に就く人材を探しています。
営業・販売の経験がなくても60歳から営業職を目指すことができるのです。
60代が営業職で活躍している事例
2018年4月に「シニアスペシャリスト採用」という、まだまだ働きたいという意欲のあるシニア層を雇用する制度をスタートし、初年度は50代で起業するまで23年間営業マンとして仕事をしていた65歳の人の他に、ITエンジニアだった人、工場のエンジニアだった人の3人が営業職として採用されました。
採用された時のルート営業の担当店舗数だけでは売上への貢献度が足りないという思いにかられ、担当店舗数を増やしてもらい、ゆくゆくは仕入れやキャンペーンの決定権を持つ「本部」を担当したいと更なる熱意を燃やして実績を上げています。
60代営業職の仕事が見つかるオススメ求人サイト
それではここからは60代営業職の求人が掲載されているオススメ求人サイトをご紹介します。
シニア特化の求人サイト各社も調査しましたが「営業職」に絞ると件数が非常に少なく、むしろ全年齢対象の求人サイトで探した方が営業職の求人はヒット数が多い傾向が見られましたので、そちらをピックアップしています。
求人ボックス ミドル・シニア
求人ボックス ミドル・シニアは40代・50代・60代の求人に特化した求人サイトです。
幅広い業種の営業職を掲載しているのでオススメ。
自社以外の求人サイトなどからの情報も掲載しているので検索しやすいです。
ヒット数:56,940件
※「営業」というワードが入った求人情報を全て拾ってしまうため「〇〇営業所」といった営業職とは直接関係のない求人が若干含まれてしまうので探すときにご留意ください。
doda
全年齢を対象にしている求人サイトですが、シニア層の求人も豊富に掲載しています。
幅広い業種の営業職の求人が掲載されています。
企業に直接応募する求人とエージェントサービスの求人があり、エージェントサービスを利用すれば相談をすることもでき、多くの求人を紹介してもらえます。
ヒット数:283件
直接応募52件、エージェントサービス231件という検索結果であったため、エージェントサービスの利用を推奨いたします。
indeed
全年齢を対象にしているサイトですが、シニア層の求人も豊富です。
求人企業に対してクチコミが記入されているものもあり、参考にできます。
ヒット数:260件
※顧客の年齢層が60代など、「60代」というワードが入った関連性の低い求人情報も若干含まれているので要注意です。
まとめ
今回は、60代でも営業職になれるのか、実際に活躍している事例やオススメの求人サイトをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
働く意欲に溢れ、新しい世界に飛び込むチャレンジ精神がある人であれば、60代から未経験でも営業職で活躍できます。
ご紹介した求人サイトを参考に、自分の条件に合う就職先を探してみて下さい。