営業代行を活用すれば新規顧客を増やしたり継続顧客を維持したりすることができ、うまく利用すれば企業の利益を上げてくれる頼もしい存在です。では、営業代行を利用するのが適している業界とはどのような業界なのでしょうか?
ここでは、営業代行をよく利用している業界について、ご紹介していきたいと思います。これを読めば、意外と幅広い業界で活用していることがわかるでしょう。
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弁護士・税理士などの士業
弁護士や税理士などの士業は、既存顧客を維持しつつ常に新規顧客を獲得し続けなければ仕事がなくなってしまいます。しかも、近年は弁護士や税理士の数は年々増えており、東京都内だけでも1万件以上あると言われています。
業界内の競争が激しくなっていく中、それぞれの事務所の独自色を出しながら営業活動をする重要性が高まっています。しかし、本来の弁護士や税理士の業務をこなしながら、営業活動を行うのは非常に困難です。
そこで、営業代行業者を使うことで、安定して顧客を維持することができます。企業弁護士や企業税理士は企業の経営に関わる非常に重要な存在です。そのため、企業のトップにアピールしなければ、仕事を得ることはできません。営業代行業者を利用すれば、企業の社長にアポイントを取って仕事を取ってくることができるのです。
営業活動を切り離してアウトソーシングすることで、本来の弁護士や税理士の仕事をしっかりと遂行できるというメリットもあります。このような背景から、弁護士や税理士の士業で営業代行が広く利用されているのです。
システム開発やWEB制作などを手掛けるIT業界
システム開発やWEB制作などを行うIT企業でも、営業代行が広く活用されています。IT業界は多くのベンチャー企業が乱立して業界の成熟が進み、低価格競争が起こっています。その中で、それぞれの企業が独自色を打ち出していかなければ、顧客から選ばれない時代になりました。
しかし、営業部門に予算をかけすぎるとシステムの開発やWEBデザインなどの開発部門に回す予算が不足し、企業活動が立ち行かなくなってしまいます。しかも、近年はスマホやポータブル端末の普及が急速に進みスマホアプリやスマホゲームの需要が急拡大しており、IT人材不足が深刻です。
そのため、IT業界には営業活動をアウトソーシングできる営業代行がぴったりとマッチしているのです。
不動産業界
不動産業と言えば、賃貸物件や分譲住宅などを売る営業パーソンの活躍が欠かせない業界です。ですから、営業パーソンの数が多く、営業代行業などを利用しなくても良さそうに思えます。
ところがそうでもありません。とにかく営業の量がものを言う不動産業界だからこそ、営業代行業を良く利用するのです。不動産業界の営業パーソンは不動産物件を数多く抱えており、常に新たな顧客を開拓し続けなければなりません。
そんな中、幅広く顧客を掘り起こしてテレアポなどの有効な手段で営業活動をしてくれる営業代行は、欠かせない存在なのです。
広告宣伝や販売促進を行う広告代理店業界
様々な企業の広告を出したり販売促進を行ったりする代理店業界も、営業代行を活用することが多い業界です。
広告代理店業界は、「広告を出しませんか?」「販売促進活動を請け負いますよ」と企業に営業活動を行って仕事を受けなければなりません。既存顧客だけで仕事が成り立てば良いですが、近年はインターネットやSNSなどの広告も出てきて既存のやり方だけでは仕事がなくなってしまう状況です。
今までよりも営業活動に力を入れなければ仕事を得られませんが、営業活動に予算を回す余裕がない企業も多いでしょう。そんな中、営業活動をアウトソーシングして効率的に新規顧客を獲得できる、営業代行を利用するケースが広告業界でも増えています。
人材派遣業界
人材派遣業界は企業から人材のあっせんを依頼されて求人広告を出したり登録された求職者の中から適した人材を紹介したりして、求人と企業をマッチングさせるのが主な仕事です。そのため、多くの企業から人材のあっせんの受注を得なければなりません。
また、近年はどの業界も人手不足が深刻化しており、人材派遣業の需要は高まっています。しかし、求職者が集まらず、企業に十分な人材を紹介できないという状況でもあります。
そんな中、幅広く企業から求人の依頼を受け、広告を出して求職者を数多く集めるために、営業代行を利用する人材派遣会社が増えています。営業活動を切り離すことで、人材派遣会社の社員たちは本来の人材と企業のマッチングサービスに専念することもできます。
コンサルタント業界
コンサルタント業は、幅広い分野に広がっています。企業の経営に関するアドバイスをする経営コンサル、採用活動や社員研修などを請け負う人事コンサル、システム開発により企業の業務効率化を進めるITコンサル、起業に関するアドバイスを行う企業ブランディングなど、コンサルティング業はあらゆる分野で活躍しています。
コンサルティング業界も上記でご紹介した他の業界と同様に、既存顧客を引き付けつつ新規顧客を獲得し続けなければ企業活動が立ち行かなくなります。しかし、営業活動に力を入れすぎると本来の業務の質が落ちてしまい、それが顧客離れにシビアにつながる業界でもあります。
また、コンサルタント業界も成熟化が進み、他企業との差別化ができなければ仕事が奪われてしまいます。そのため、営業活動が下手なコンサルタント企業は、生き残りが難しいのです。
そのため、コンサルタント業界も営業代行が活躍している業界の一つです。自社のコンサルティングは他社と比べて何が違うのかどのような強みがあるのかをアピールし、幅広く営業活動を行うために営業代行を利用するコンサルティング会社が増えています。
営業代行を活用する業界は増えている
ここまで見てきたように、営業代行を活用する業界は弁護士や税理士などの士業、IT業界、不動産業界、広告代理店業界、人材派遣業界、コンサルティング業界など、幅広い分野に広がっていることがわかりました。
そして、今後も営業代行を必要とする業界は増えていくことが予想されます。それぞれの業界で時代の流れや需要の変化を見極めて、上手に営業代行を活用していくのが重要なのではないでしょうか。